ドル円は2020年東京五輪開催決定を受け一時100円台を付ける
昨日のドル円は、2020年の東京五輪開催決定を受けてドル買い円売りが先行し、100.103円まで反発。4-6月期GDP改定値が事前予想の下限に留まったことを受けて99円台半ばまで売り戻された後は伸び悩む展開となり99円台後半での推移となりました。欧米市場では、米長期金利の低下や欧州勢の参入を受け99.337円まで売りが先行。シリア情勢への懸念が後退するなか、NYダウ平均の大幅上昇とともにクロス円が買い戻され99.644円まで買い戻されました。前日比では0.476円高い99.585円で取引を終えました。
東京市場のユーロ円は、2020年の東京五輪開催決定を受けて、全般に円売りが進んだ流れに沿い、一時131.840円まで値を上げました。買い一巡後はドル円の下げにつれた売りが出て131.037円まで下落。欧米市場では、ドル円の下値が限られた流れに沿いもみ合いが続いた後は、131.30円近辺まで値を戻しました。NYダウ平均の上げ幅拡大やユーロドルの上昇を手掛かりに買い戻しが優勢となり132.205円まで上昇。その後は高値圏での推移となり、前日比では1.346円高い131.975円で取引を終えました。
≪2013年9月9日クローズ時点≫
ドル円 :「ブル」売り23% 買い77%
ユーロ円 :「ベア」売り76% 買い24%
ユーロドル :「ベア」売り83% 買い17%
英ポンド円 :「ベア」売り74% 買い26%
豪ドル円 :「ブル」売り20% 買い80%
NZドル円 :「ブル」売り45% 買い55%
【今日の主な経済指標】
10:30 AUD NAB企業景況感指数 8月
15:45 FRF 鉱工業生産指数[前月比] 7月
17:00 ZAR 四半期経常収支 4-6月期
21:15 CAD 住宅着工件数 8月
- 今日のトレードポイント -
昨日のドル円はNYダウ平均の大幅上昇とともにクロス円が買い戻され99円台半ばでの推移となりました。本日のドル円は、シリア情勢への懸念はあるものの、東京市場では昨日の流れ同様2020年東京五輪決定を受け株式市場が堅調に推移することが予想されるため、円売りドル買いの流れが予想されます。ただ、先週の金曜日と昨日は100円台前半で伸び悩む展開となっているため、100円台半ばまで上昇する勢いはなく、もみ合うことが予想されます。
[今日の予想レンジ]
ドル円 98.60-100.60 ユーロ円 130.00-134.00 ポンド円 154.00-158.00
★「みんなのバイナリー」デモ取引はこちら★
http://min-fx.jp/bo/