FXレポート

ドル円は2007年7月10日以来の高値を付け123円台で取引終了!

昨日のドル円は、121.522円で取引を開始した後、東京市場午前においてユーロ売りドル買いの流れにつれて121.70円台まで上昇。午後に入ると、ドル買いが再び優勢となり121.94円近辺まで値を上げました。欧米市場は、東京市場のドル買いの流れが継続し一時122.87円近辺まで値を上げました。123円近辺では売りに押される場面もありましたが、4月耐久財受注(輸送用機器除)が市場予想より強い内容だったことが伝わると買いが再開し123.00円を上抜けました。その後発表された5月米消費者信頼感指数や4月米新築住宅販売件数などが相次いで市場予想を上回る好結果だったことも買いを誘発し、一時123.317円と2007年7月10日以来の高値まで上値を伸ばしました。もっとも、短期間で急速に上昇した反動もあり、買いが一巡した後は利益確定の売りに押され、前日比では1.557円高い123.091円で取引を終えました。

≪2015年05月26日クローズ時点≫
ドル・円   :「ベア」 売り61% 買い39%
ユーロ・円  :「ベア」 売り53% 買い47%
英ポンド・円 :「ベア」 売り69%  買い31%
豪ドル・円  :「ブル」 売り21%  買い79%
NZドル・円  :「ブル」 売り 9% 買い91%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り54% 買い46%

【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 日銀・金融政策決定会合議事要旨
15:00 DEM GFK消費者信頼感調査 6月
15:45 FRF 消費者信頼感指数 5月
20:00 USD MBA住宅ローン申請指数[前週比]
23:00 CAD カナダ銀行 政策金利

- 今日のトレードポイント -
4月の米耐久財新規受注などの米経済指標が好結果となったことから、ドルの買い安心感につながり2007年7月以来となる123円台まで上昇しました。本日もこの地合いを引き継ぎ123円を挟んだ底堅い推移が予想されます。ただ、121円台からの急激な上昇となっているため利益確定の売りに押される場面を想定してポジション管理に注意したいです。
東京市場においてはスポット応答日となり、実需のフローに関心がもたれています。輸入勢は買いを手控えるとみられている一方で、輸出勢はドル売りを実施するとみられているため、一時的な売り圧力に押される場面を想定しておきたいです。
欧米市場において、主な米経済指標の発表はMBA住宅ローン申請指数のみとなっているため、結果次第では一時的な上下動が予想されます。


[今日の予想レンジ]
ドル・円    121.00-122.00
ユーロ・円 132.00-135.00
ポンド・円 185.50-191.00

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