ギリシャ情勢の懸念が後退しドル円は120円台回復!
昨日のドル円は、東京市場午前において、日本が建国記念日の祝日のため商いが薄く材料難から動意に欠ける展開が続き119.40円近辺でもみ合いとなりました。午後では、新規材料難となるなか、円売り・ドル買いが出やすい地合いとなり119.60円近辺まで値を上げました。ただ、買い一巡後は、利食い売りも散見され徐々に上値が重くなり伸び悩みました。欧州市場では、ユーロ圏財務相会合や独仏露ウクライナの首脳会談を控えるなかユーロ円を中心にクロス円が買われたことにつられて一時119.80円近辺まで上昇しました。NY市場では、手掛かり材料は乏しかったものの、米10年債利回りが上昇に転じたことに伴って、日米金利差拡大を見越した買いが先行し120円を上抜けし120.30円近辺まで上値を伸ばしました。買い一巡後は、ユーロ圏財務相会合でギリシャに関する合意はないとの見方が強まり上値の重たさからじり安となりました。引けにかけて、120.25円近辺まで若干下げたものの、一部報道にて「ユーロ圏財務相会合ではギリシャに関して原則合意に達した」と報じたことを受けて急上昇し、前日比では0.987円高い120.459円で取引を終えました。
≪2015年02月11日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り45% 買い55%
ユーロ・円 :「ベア」 売り65% 買い35%
英ポンド・円 :「ブル」 売り36% 買い64%
豪ドル・円 :「ブル」 売り12% 買い88%
NZドル・円 :「ブル」 売り13% 買い87%
ユーロ・ドル :「ブル」 売り47% 買い53%
【今日の主な経済指標】
9:30 AUD 新規雇用者数 1月
9:30 AUD 失業率 1月
16:00 DEM 消費者物価指数(CPI、改定値)[前月比] 1月
19:00 EUR 鉱工業生産[前月比] 12月
19:30 GBP 英中銀イングランド銀行、四半期ごとの物価報告(インフレリポート)
19:30 GBP カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
22:30 CAD 新築住宅価格指数[前月比] 12月
22:30 USD 小売売上高[前月比] 1月
22:30 USD 小売売上高(除自動車)[前月比] 1月
22:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
0:00 USD 企業在庫[前月比] 12月
- 今日のトレードポイント -
ドル円は、前週末の米国雇用統計を受けたドル急騰の反動から利益確定の動きで軟調な動きが続きましたが、質・量ともに強い結果となったことで総じてドル買い意欲は強く120円台を回復しています。またギリシャ情勢をめぐる懸念も一部報道にて「ユーロ圏財務相会合ではギリシャに関して原則合意に達した」と報じたことを受けたことで若干後退したほか、米10年債利回りが2%台を回復したことで日米金利差拡大を見越した円売りドル買い地合いとなっています。なお、日銀追加緩和期待の後退やアベノミクスに対する関心も低下するなか、材料が出尽くし感からドルの上昇余地は限定される可能性もあるため、下値に注意して取引に臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 117.00-121.00
ユーロ・円 134.00-137.00
ポンド・円 180.00-185.00
≪2015年02月11日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り45% 買い55%
ユーロ・円 :「ベア」 売り65% 買い35%
英ポンド・円 :「ブル」 売り36% 買い64%
豪ドル・円 :「ブル」 売り12% 買い88%
NZドル・円 :「ブル」 売り13% 買い87%
ユーロ・ドル :「ブル」 売り47% 買い53%
【今日の主な経済指標】
9:30 AUD 新規雇用者数 1月
9:30 AUD 失業率 1月
16:00 DEM 消費者物価指数(CPI、改定値)[前月比] 1月
19:00 EUR 鉱工業生産[前月比] 12月
19:30 GBP 英中銀イングランド銀行、四半期ごとの物価報告(インフレリポート)
19:30 GBP カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
22:30 CAD 新築住宅価格指数[前月比] 12月
22:30 USD 小売売上高[前月比] 1月
22:30 USD 小売売上高(除自動車)[前月比] 1月
22:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
0:00 USD 企業在庫[前月比] 12月
- 今日のトレードポイント -
ドル円は、前週末の米国雇用統計を受けたドル急騰の反動から利益確定の動きで軟調な動きが続きましたが、質・量ともに強い結果となったことで総じてドル買い意欲は強く120円台を回復しています。またギリシャ情勢をめぐる懸念も一部報道にて「ユーロ圏財務相会合ではギリシャに関して原則合意に達した」と報じたことを受けたことで若干後退したほか、米10年債利回りが2%台を回復したことで日米金利差拡大を見越した円売りドル買い地合いとなっています。なお、日銀追加緩和期待の後退やアベノミクスに対する関心も低下するなか、材料が出尽くし感からドルの上昇余地は限定される可能性もあるため、下値に注意して取引に臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 117.00-121.00
ユーロ・円 134.00-137.00
ポンド・円 180.00-185.00