リスク回避目的の売り加速!120円台に突入!
昨日のドル円は、122.552円で取引を開始した直後、日通し高値となる122.558円を付けました。東京市場午前においては、日経平均株価が軟調に推移するも下値は限定的となりました。午後に入り、中国株の急落から122円台を割り込む展開となり121.88円近辺まで下押しました。欧米市場では、ナイトセッションの日経平均先物の下落や、米長期金利の低下などを手掛かりにした売りが先行しました。日経平均先物が一時プラス圏を回復すると下げ渋る場面も見られましたが、NYダウ平均が230ドル超下げたことや、日経平均先物も一時300円安まで下げたことから120.47円近辺まで下落し5月19日以来の安値を更新しました。その後は急ピッチで値を下げた反動から利益確定の買い戻しも入りましたが、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨において「利上げ開始を正当化する状況になお近づいている」「多くの当局者が時期尚早の利上げをしないよう警告」などが明らかになると、早期利上げ期待を高める内容ではなかったとの見方から日通し安値となる120.417円まで下落しました。前日比では1.808円安い120.724円で取引を終えました。
≪2015年07月08日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り26% 買い74%
ユーロ・円 :「ブル」 売り47% 買い53%
英ポンド・円 :「ブル」 売り35% 買い65%
豪ドル・円 :「ブル」 売り11% 買い89%
NZドル・円 :「ブル」 売り14% 買い86%
ユーロ・ドル :「ブル」 売り54% 買い46%
【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 機械受注[前月比] 5月
08:50 JPY マネーストックM2[前年同月比] 6月
10:30 AUD 新規雇用者数 6月
10:30 AUD 失業率 6月
15:00 DEM 貿易収支 5月
20:00 GBP イングランド銀行(BOE、英中央銀行)
20:00 GBP 英中銀資産買取プログラム規模
21:15 CAD 住宅着工件数 6月
21:30 CAD 新築住宅価格指数[前月比] 5月
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
- 今日のトレードポイント -
本日は日本と中国の株式市場の動向が欧米の株式市場にどのように波及するかが重要になります。仮にリスクオフの流れが強まり欧米株が下落すると円買いドル売りが強まり120円台を割り込む可能性があります。昨日のFOMCにおいて多くの当局者がギリシャ情勢について懸念を表明しているためギリシャ情勢に進展が見られ、さらに中国株の急反発が無ければ上値の重い展開になりそうです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 120.00-121.30
ユーロ・円 131.00-135.00
ポンド・円 183.00-187.00
≪2015年07月08日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り26% 買い74%
ユーロ・円 :「ブル」 売り47% 買い53%
英ポンド・円 :「ブル」 売り35% 買い65%
豪ドル・円 :「ブル」 売り11% 買い89%
NZドル・円 :「ブル」 売り14% 買い86%
ユーロ・ドル :「ブル」 売り54% 買い46%
【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 機械受注[前月比] 5月
08:50 JPY マネーストックM2[前年同月比] 6月
10:30 AUD 新規雇用者数 6月
10:30 AUD 失業率 6月
15:00 DEM 貿易収支 5月
20:00 GBP イングランド銀行(BOE、英中央銀行)
20:00 GBP 英中銀資産買取プログラム規模
21:15 CAD 住宅着工件数 6月
21:30 CAD 新築住宅価格指数[前月比] 5月
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
- 今日のトレードポイント -
本日は日本と中国の株式市場の動向が欧米の株式市場にどのように波及するかが重要になります。仮にリスクオフの流れが強まり欧米株が下落すると円買いドル売りが強まり120円台を割り込む可能性があります。昨日のFOMCにおいて多くの当局者がギリシャ情勢について懸念を表明しているためギリシャ情勢に進展が見られ、さらに中国株の急反発が無ければ上値の重い展開になりそうです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 120.00-121.30
ユーロ・円 131.00-135.00
ポンド・円 183.00-187.00