ドル円は原油安を背景に117円台後半で取引を終了!
昨日のドル円は、118.673円で取引を開始した後、東京市場において14日投開票の衆院選では自民公明の与党が圧勝したものの、ほぼ予想通りの結果となったため材料出尽くし感から円買いドル売りが先行し117.78円近まで急落しました。売り一巡後は、実需筋中心に押し目買い意欲が強いうえ、事業法人の決済が集中しやすい5・10日ということから仲値に向けた買いが入り119.05円近辺まで上昇し値動きの激しい展開となりました。欧米市場では、取引開始当初、安く始まったナイトセッションの日経平均先物が持ち直したほか、ダウ先物も堅調に推移したことを受けて買いが先行しました。時間外の米10年債利回りが上昇したことも相場を支え、一時118.97円近辺まで上昇。ただ、その後は一転して売りが優勢の展開となりました。12月NY連銀製造業景気指数や12月NAHB住宅市場指数が予想より弱い結果となったことが嫌気されたほか、原油安などを背景に売りを促し117.56円近辺まで下落、前日比では0.950円安い117.784円で取引を終えました。
≪2014年12月15日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り20% 買い80%
ユーロ・円 :「ベア」 売り59% 買い41%
英ポンド・円 :「ブル」 売り28% 買い72%
豪ドル・円 :「ブル」 売り14% 買い86%
NZドル・円 :「ブル」 売り26% 買い74%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り57% 買い43%
【今日の主な経済指標】
09:30 AUD 豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表
17:00 FRF 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 12月
17:30 DEM 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 12月
18:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 12月
18:30 GBP 消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 11月
18:30 GBP 卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI)[前年同月比] 11月
19:00 DEM ZEW景況感調査(期待指数) 12月
19:00 EUR ZEW景況感調査 12月
22:30 USD 住宅着工件数[年率換算件数] 11月
22:30 USD 住宅着工件数[前月比] 11月
22:30 USD 建設許可件数[年率換算件数] 11月
22:30 USD 建設許可件数[前月比] 11月
- 今日のトレードポイント -
市場では16・17日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)に注目が集まっており、フィッシャーFRB副議長が言及した"相当の期間"の文言が削除されるかどうかが焦点となっています。削除された場合にはドル高が進むと予測されますが、次回の利上げに示唆するような文言が加えられた場合にはドル売りが予想されるため、要人発言には注意したいです。ただ、日本時間18日早朝の発表のため、本日は様子見ムードが予想されますが、原油安が進んだ場合にはドル売り、米経済指標が市場予想よりも強かった場合にはドル買いとなることが予想され、乱高下の展開を想定しポジション調整には十分注意したいです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 117.20-119.50
ユーロ・円 145.00-148.00
ポンド・円 182.20-188.00
≪2014年12月15日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り20% 買い80%
ユーロ・円 :「ベア」 売り59% 買い41%
英ポンド・円 :「ブル」 売り28% 買い72%
豪ドル・円 :「ブル」 売り14% 買い86%
NZドル・円 :「ブル」 売り26% 買い74%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り57% 買い43%
【今日の主な経済指標】
09:30 AUD 豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表
17:00 FRF 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 12月
17:30 DEM 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 12月
18:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 12月
18:30 GBP 消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 11月
18:30 GBP 卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI)[前年同月比] 11月
19:00 DEM ZEW景況感調査(期待指数) 12月
19:00 EUR ZEW景況感調査 12月
22:30 USD 住宅着工件数[年率換算件数] 11月
22:30 USD 住宅着工件数[前月比] 11月
22:30 USD 建設許可件数[年率換算件数] 11月
22:30 USD 建設許可件数[前月比] 11月
- 今日のトレードポイント -
市場では16・17日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)に注目が集まっており、フィッシャーFRB副議長が言及した"相当の期間"の文言が削除されるかどうかが焦点となっています。削除された場合にはドル高が進むと予測されますが、次回の利上げに示唆するような文言が加えられた場合にはドル売りが予想されるため、要人発言には注意したいです。ただ、日本時間18日早朝の発表のため、本日は様子見ムードが予想されますが、原油安が進んだ場合にはドル売り、米経済指標が市場予想よりも強かった場合にはドル買いとなることが予想され、乱高下の展開を想定しポジション調整には十分注意したいです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 117.20-119.50
ユーロ・円 145.00-148.00
ポンド・円 182.20-188.00