年内解散総選挙期待強まる!ドル円は115円台を維持!
昨日のドル円は、東京市場の午前で日経平均株価が一時260円超の上昇となり、年初来高値を更新したことで115.60円近辺での推移となりました。その後、菅義偉官房長官が消費再増税を1年半先送りするとの一部報道について「ありえない」と発言したことをきっかけに、円買い・ドル売りが加速したほか、日経平均株価が伸び悩んだことも相場の重しとなり一時115.25円近辺まで下押ししました。午後では、日経平均株価が320円近い上昇となったことでリスクオンの動きが強まり一時115.90円前後まで上昇する場面がありました。ただ、買い一巡後は、利益確定の売りなどに押され115.25円近辺まで失速しました。欧州市場では、対ユーロなどでドル売りが進んだ影響を受けたほか、米長期金利が小幅に低下していることも相場の重しとなって115.30円前後でもみ合いが続きました。その後も新規材料難から徐々に値を下げ114.890円と当日の安値を付けました。NY市場は、下げていた米10年債利回りの低下が一服したほか、ナイト・セッションの日経平均先物も下げ幅を縮めたことが支えとなり115.30円近辺まで値を戻しました。また日経新聞が「自民、公約に円安対策で衆院選投開票は12月14日軸に」と報じたことでドル買いを誘い115.70円近辺まで上昇しました。ただ引けにかけては、NYダウと米10年債がマイナス圏となったことで伸び悩み、前日比では0.186円低い115.513円で取引を終えました。
≪2014年11月12日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り37% 買い63%
ユーロ・円 :「ベア」 売り73% 買い27%
英ポンド・円 :「ベア」 売り44% 買い56%
豪ドル・円 :「ブル」 売り42% 買い58%
NZドル・円 :「ブル」 売り47% 買い53%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り58% 買い42%
【今日の主な経済指標】
16:00 DEM 消費者物価指数(CPI、改定値)[前月比] 10月
16:45 FRF 経常収支 9月
16:45 FRF 消費者物価指数(CPI)[前月比] 10月
17:15 CHF 生産者輸入価格[前月比] 10月
18:00 EUR 欧州中央銀行(ECB)月報
22:30 CAD 新築住宅価格指数[前月比] 9月
22:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
2:45 USD イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
4:00 USD 月次財政収支 10月
- 今日のトレードポイント -
ドル円は、日本の消費税引き上げの先送りと年内の衆院解散・総選挙の思惑が強まっており、日経平均株価が年初来高値を更新しリスクオンの円売りが続いています。安倍首相が消費税10%に引き上げるかの是非を判断する材料となるのが、来週月曜日に発表される第3四半期GDP速報値となります。現時点での予想は前期比+0.5%となっておりますが、前回の消費税引き上げで大きく落ち込んだ前期のマイナス分を補うことが難しいだろうと予想されます。
本日は、米新規失業保険申請件数や欧州中央銀行月報、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の発言などを控えております。短期的には、日米の金融政策格差の拡大を意識して、中長期的にはドル高・円安の流れが継続することが考えられますが、急激な円安に対する反動もありますので、
下がったところでの押し目買いを意識しつつ取引に臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 114.00-116.00
ユーロ・円 143.00-145.00
ポンド・円 182.00-185.00
≪2014年11月12日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り37% 買い63%
ユーロ・円 :「ベア」 売り73% 買い27%
英ポンド・円 :「ベア」 売り44% 買い56%
豪ドル・円 :「ブル」 売り42% 買い58%
NZドル・円 :「ブル」 売り47% 買い53%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り58% 買い42%
【今日の主な経済指標】
16:00 DEM 消費者物価指数(CPI、改定値)[前月比] 10月
16:45 FRF 経常収支 9月
16:45 FRF 消費者物価指数(CPI)[前月比] 10月
17:15 CHF 生産者輸入価格[前月比] 10月
18:00 EUR 欧州中央銀行(ECB)月報
22:30 CAD 新築住宅価格指数[前月比] 9月
22:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
2:45 USD イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
4:00 USD 月次財政収支 10月
- 今日のトレードポイント -
ドル円は、日本の消費税引き上げの先送りと年内の衆院解散・総選挙の思惑が強まっており、日経平均株価が年初来高値を更新しリスクオンの円売りが続いています。安倍首相が消費税10%に引き上げるかの是非を判断する材料となるのが、来週月曜日に発表される第3四半期GDP速報値となります。現時点での予想は前期比+0.5%となっておりますが、前回の消費税引き上げで大きく落ち込んだ前期のマイナス分を補うことが難しいだろうと予想されます。
本日は、米新規失業保険申請件数や欧州中央銀行月報、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の発言などを控えております。短期的には、日米の金融政策格差の拡大を意識して、中長期的にはドル高・円安の流れが継続することが考えられますが、急激な円安に対する反動もありますので、
下がったところでの押し目買いを意識しつつ取引に臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 114.00-116.00
ユーロ・円 143.00-145.00
ポンド・円 182.00-185.00