ドル円は材料難から113円台前半での膠着状態！
昨日のドル円は、112.863円で取引を開始した後、日通し安値となる112.79円近辺まで下落しました。東京市場においては全般ドル高の流れとなるなか、日経平均株価が120円近い下落から買い戻されたことも支えとなり、ドル円は113.18円近辺まで上昇しました。買いが一巡すると113.00円を割り込むも押し目買い意欲が強く、日通し高値となる113.25円付近まで上昇しました。欧州市場では、米国がプレジデンツデーで休場のため、市場参加者が少なく、113.10円付近での小動きとなりました。ＮＹ市場でも、大きな値動きは見られず、113.10円を挟んだ膠着状態が継続し、前日比では0.263円高い113.133円で取引を終えました。
≪2017年02月20日クローズ時点≫
ドル・円 ：「ブル」 売り34% 買い66%
ユーロ・円 ：「ベア」 売り53% 買い47%
英ポンド・円 ：「ブル」 売り40% 買い60%
豪ドル・円 ：「ブル」 売り25% 買い75%
NZドル・円 ：「ブル」 売り26% 買い74%
ユーロ・ドル ：「ブル」 売り67% 買い33%
【今日の主な経済指標】
09:30 AUD 豪準備銀行（中央銀行）、金融政策会合議事要旨公表
13:30 JPY 全産業活動指数[前月比] 12月
16:00 CHF 貿易収支 1月
16:45 FRF 消費者物価指数（ＣＰＩ、改定値）[前月比] 1月
17:00 FRF 製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値） 2月
17:00 FRF サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値） 2月
17:30 DEM 製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値） 2月
17:30 DEM サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値） 2月
17:30 HKD 消費者物価指数（ＣＰＩ）[前年比] 1月
18:00 EUR 製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値） 2月
18:00 EUR サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値） 2月
19:00 GBP カーニー英中銀（ＢＯＥ）総裁、発言
- 今日のトレードポイント -
以前から注目されていた減税については「数週間以内に驚くべき案をまとめる」としており、具体策が提示されるにはまだ時間が必要となります。今週は、特に大きなイベントや注目度の高い経済指標の発表はないため、トランプ政権の動向や政府要人発言などに影響を受けやすいと思われます。トランプ大統領はドル高を牽制する姿勢をみせているため、本日のドル円は上値の重い展開が予想されます。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 112.50-113.80
ユーロ・円 119.00-121.50
ポンド・円 137.00-144.00
