ドル円は112円台に上昇!!
昨日のドル円は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とイエレンFRB議長の会見を控えて、111円半ばでの小幅な値動きで午後に入っても午前中と同様に積極的な取引は控えられ様子見状態が続きました。欧州市場では、米10年債利回りの低下から111.25近辺まで売られましたが低下幅が縮小されると111.45近辺まで戻しました。NY市場では、米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)でバランスシート正常化プログラムの開始が10月に決定したことと、12月の追加利上げを示唆したことで米10年債利回りが上昇に転じたことでドルを買う動きが強まり112.50近辺まで上昇しましたが、取引終盤にかけては反動から売られ112.145円で取引を終えました。
≪2017年09月20日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り43% 買い57%
ユーロ・円 :「ベア」 売り78% 買い22%
英ポンド・円 :「ベア」 売り61% 買い39%
豪ドル・円 :「ブル」 売り39% 買い61%
NZドル・円 :「ブル」 売り37% 買い63%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り68% 買い32%
【今日の主な経済指標】
07:45 NZD 四半期国内総生産(GDP)[前期比] 4-6月期
13:30 JPY 全産業活動指数[前月比] 7月
15:00 CHF 貿易収支 8月
15:30 JPY 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
17:00 EUR 欧州中央銀行(ECB)月報
17:30 HKD 消費者物価指数(CPI)[前年比] 8月
21:30 CAD 卸売売上高[前月比] 7月
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
21:30 USD フィラデルフィア連銀製造業景気指数 9月
22:00 USD 住宅価格指数[前月比] 7月
22:30 EUR ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
23:00 EUR 消費者信頼感(速報値) 9月
23:00 USD 景気先行指標総合指数[前月比] 8月
- 今日のトレードポイント -
本日は、日銀金融政策決定会合の結果公表や黒田日銀総裁の記者会見が控えておりますが、政策の据え置きが想定されております。また、FOMCの結果を受けてドル買いが進んでいることから利益確定の売りが入る流れになることが考えられます。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 111.70-112.70
ユーロ・円 132.80-133.90
ポンド・円 150.50-152.00