FXレポート

ドル円は、105円台を回復できるのか!! 

 昨日のドル円は、東京市場午前においては、明日以降に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表や、米雇用統計の発表などを控えていることもあり様子見ムードが強く、104台前半の限られたレンジ相場で上下に振れる値動きとなりました。午後に入り、この日の日経平均株価も下落、94円安の15,814円で取引を終えると、株価の下落に動きを合わせたドル円は失速こそ見せたものの下げ止まり、その後は104円台半ばを維持する底堅い展開となりました。欧米市場では、12月貿易収支が4年ぶりの低水準となり、予想に対し赤字額が縮小となったことを受け、発表直後104.70円近辺まで上昇しましたが、明日以降の重要イベントを見据えてか勢いは限定的となり、前日比では0.374円高い104.566円で取引を終えました。

≪2014年1月7日クローズ時点≫
ドル・円    :「ブル」売り34% 買い66%
ユーロ・円  :「ブル」売り49% 買い51%
英ポンド・円 :「ブル」売り42%  買い58%
豪ドル・円  :「ブル」売り12%  買い88%
NZドル・円  :「ベア」売り74% 買い26%
ユーロ・ドル :「ベア」売り66% 買い34%

【今日の主な経済指標】
19:00 EUR 小売売上高[前月比] 11月
19:00 EUR 小売売上高[前年同月比] 11月
19:00 EUR 失業率 11月
21:00 USD MBA住宅ローン申請指数[前週比]
22:15 USD ADP雇用統計[前月比] 12月
28:00 USD 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨


                  - 今日のトレードポイント -

昨日のドル円は、104円台後半まで値を伸ばした後104円台前半まで急落。しかし景気回復への期待感はいまだ強く、引けにかけては再度値を伸ばし104円台半ばで踏みとどまる底堅さを見せています。本日発表される12月ADP雇用統計の結果や米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の内容次第では、景気回復への期待感がさらに強まり、ドル買い優勢の展開になるかもしれません。12月米雇用統計の発表を前に、再び105円台を回復させるかに注目したいです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円   104.00-105.50  ユーロ・円 141.50-144.00  ポンド・円 170.50-174.00

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