ドル円は材料難から104円を挟んだ展開へ!!
昨日のドル円は、東京市場が祝日のため休場となり103.98円から104.07円近辺と狭いレンジでの取引となりました。欧米市場では、しばらく104円を挟んだ展開が継続しましたが、NY勢などの参入でややドル売りが強まり一時103.77円近辺まで下落。11月米個人所得や個人消費支出、12月ミシガン大学消費者態度指数(確報値)など一連の米経済指標に対する反応は限定的となりました。その後は欧米株高を背景に104.11円近辺まで上昇。前日比では0.016円高い106.093円で取引を終えました。
≪2013年12月23日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」売り37% 買い63%
ユーロ・円 :「ベア」売り75% 買い25%
英ポンド・円 :「ベア」売り62% 買い38%
豪ドル・円 :「ブル」売り17% 買い83%
NZドル・円 :「スクエア」売り50% 買い50%
ユーロ・ドル :「ベア」売り88% 買い12%
【今日の主な経済指標】
14:00 JPY 金融経済月報(基本的見解)
21:00 USD MBA住宅ローン申請指数[前週比]
22:30 USD 耐久財受注[前月比] 11月
22:30 USD 耐久財受注・輸送用機器除く[前月比] 11月
23:00 USD 住宅価格指数[前月比] 10月
00:00 USD リッチモンド連銀製造業指数 12月
00:00 USD 新築住宅販売件数[年率換算件数] 11月
00:00 USD 新築住宅販売件数[前月比] 11月
- 今日のトレードポイント -
東京市場では、証券優遇税制の終了を控えていることから個人投資家の節税売りが続いていると思われますが、25日が年内受け渡しの最終日となるため、日経平均株価の下落基調に伴う円買いドル売りの流れも想定しておきたいです。NY市場では11月米耐久財受注が前月比で上昇することが予想されていますが、設備投資の指標結果が良ければ、米経済の回復を示す内容として好感され株高円安の流れとなることが予想されます。ただ、海外勢はクリスマス休暇に入っていることから動意に欠ける展開も予想されますが、薄商では仕掛け的な売買により急激な値動きとなる可能性があるため、リスク管理には注意したいです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 103.50-105.00 ユーロ・円 141.00-144.00 ポンド・円 168.00-173.00