FXレポート

ドル円は102円を挟んでもみ合い!

先週金曜日のドル円は、102.061円で取引を開始した後、朝方には短期筋がドル売りを試したとの観測があり、前日の安値である101.95円近辺を下抜けると、ストップロスを巻き込みながら、日通し安値となる101.73円近辺まで下落しました。東京市場の午前においては、日経平均株価が前日比プラスとなったことを支えにショートカバー優勢の展開となり、102.13円近辺まで上昇しました。午後においては、本邦が3連休を控え持ち高調整の動きとなり、101.90-102.10円近辺でのもみ合いとなりました。欧州市場に入ると、今週の日銀金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見ムードとなりました。またNYタイムに控えている米経済指標の結果待ちであることからじりじり値を下げ101.77円近辺まで再び下落しました。NY市場に入ると、発表された米8月消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことから、米10年債利回りの下げ幅が縮小し、つれて日通し高値である102.46円近辺まで上昇しました。その後は週末を控えての持ち高調整も入り、前日比では0.171円高い102.264円で取引を終えました。

≪2016年09月16日クローズ時点≫
ドル・円    :「ブル」      売り26% 買い74%
ユーロ・円  :「スクエア」   売り50% 買い50%
英ポンド・円 :「ブル」      売り29%  買い71%
豪ドル・円  :「ブル」      売り14%  買い86%
NZドル・円   :「ブル」      売り25% 買い75%
ユーロ・ドル :「ベア」      売り70% 買い30%

【今日の主な経済指標】
08:01 GBP ライトムーブ住宅価格[前月比] 9月
17:00 EUR 経常収支 7月
18:00 EUR 建設支出[前月比] 7月
18:00 EUR 建設支出[前年同月比] 7月
23:00 USD NAHB住宅市場指数 9月

- 今日のトレードポイント -
先週金曜日のドル円は、1日を通して様子見ムードが強まり、小幅ながら前日比プラスで取引を終えました。今週の21日には、日銀金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)が控えており、大きく相場が動くと想定されますので、結果に関してはしっかり見極めたいところです。本日は、本邦が敬老の日で休場の為、積極的な売買は控えられると想定されます。終始方向感を欠く値動きになりそうなので、短期的な逆張りで取引に臨みたいところです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円           101.50-102.80
ユーロ・円        113.00-115.50
ポンド・円        132.00-136.00

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