FXレポート

米連銀総裁などの発言を受け、ドル円は100円手前で小動き!!

昨日のドル円は、100.259円で取引を開始した後、100.38円まで上昇するも、日経平均株価の軟調な推移を受け99円台後半まで下落しました。欧米市場では、ナイトセッションの日経平均先物が110円下落したことや米長期金利の低下に伴う円買いドル売りから一時99.79円近辺まで下落。その後、欧州株やダウ先物が堅調に推移したことやダドリー米ニューヨーク連銀総裁が「米経済を巡り、一段と希望を持っていると認めざるを得ない」「第3四半期GDPや10月米雇用統計など前向きな兆しが見られる」などと述べると、市場では「予想ほど弱気な内容ではなかった」と受け止められ一時100.20円付近まで買い戻しが進む場面も見られました。取引終盤には米著名投資家のカール・アイカーン氏の発言が嫌気され米国株が失速すると99.83円近辺まで下落。 前日比では0.260円安い99.967円で取引を終えました。

≪2013年11月18日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り37% 買い63%
ユーロ・円 :「ベア」売り83% 買い17%
英ポンド・円 :「ベア」売り75% 買い25%
豪ドル・円  :「ブル」売り17% 買い83%
NZドル・円  :「ブル」売り47% 買い53%
ユーロ・ドル :「ベア」売り84% 買い16%

【今日の主な経済指標】
14:00 JPY 景気一致指数(CI)・改定値 9月
14:00 JPY 景気先行指数(CI)・改定値 9月
19:00 EUR 建設支出[前月比] 9月
19:00 EUR 建設支出[前年同月比] 9月
19:00 EUR ZEW景況感調査 11月
19:00 DEM ZEW景況感調査(期待指数) 11月
19:00 ZAR 四半期 南アフリカ経済研究所(BER)企業信頼感指数 10-12月期
06:45 NZD 四半期卸売物価指数(PPI)[前期比] 7-9月期

           - 今日のトレードポイント -

昨日のドル円ですが、株式市場の上昇やダドリー米ニューヨーク連銀総裁の発言から上昇する場面も見られましたが、取引終盤に米著名投資家のカール・アイカーン氏の発言が嫌気され米国株の失速から100円台を割り込む展開となりました。本日のドル円ですが、世界的な株高を背景に投資家のリスク志向が強いため底堅い値動きが予想されます。ただ、20-21日に日銀金融政策決定会合を控えており積極的な円売りドル買いになることは想定し難いので、99円台後半ではドル買い、99円台半ばでは上値の重い展開が予想されます。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 99.00-101.00  ユーロ・円 133.50-136.00  ポンド・円 158.50-163.50 

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