FXレポート

米国消費者物価指数の数値次第では、米利下げ観測が早まるか?

東京市場
 東京市場ではドル円は上昇。日経平均の上昇を受けて、リスク選考を意識した円売りが優勢の展開でスタート。その後は特に材料もなく108.60円近辺でもみ合いが続きました。

ロンドン市場
 ロンドン市場ではポンド円は上昇。2−4月(ILO方式)の週平均賃金が予想を上回ったことや、サンダースMPC委員が「BOE(イングランド銀行)が早期に利上げする可能性はある」との見解を示したことがポンド買いの材料となりました。

NY市場
 NY市場ではドル円は弱含み。生産者物価指数はほぼ事前予想通りの結果となり反応は限定的でスタート。その後はダウ平均の動きとほぼ連動する形で上下に推移する展開となりました。

【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 国内企業物価指数[前月比] 5月
08:50 JPY 国内企業物価指数[前年同月比] 5月
08:50 JPY 機械受注[前月比] 4月
08:50 JPY 機械受注[前年同月比] 4月
09:30 AUD ウエストパック消費者信頼感指数 6月
10:30 CNY 消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 5月
10:30 CNY 生産者物価指数(PPI)[前年同月比] 5月
17:15 EUR ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
20:00 USD MBA住宅ローン申請指数[前週比]
20:00 ZAR 小売売上高[前年同月比] 4月
20:00 TRL トルコ中銀、政策金利
21:00 INR 鉱工業生産[前年同月比] 4月
21:00 BRL 小売売上高指数[前年同月比] 4月
21:30 USD 消費者物価指数(CPI)[前月比] 5月
21:30 USD 消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 5月
21:30 USD 消費者物価指数(CPIコア指数)[前月比] 5月
21:30 USD 消費者物価指数(CPIコア指数)[前年同月比] 5月
          RUB 休場
03:00 USD 月次財政収支 5月

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-今日のトレードポイント-
 本日は米国消費者物価指数に注目。先週発表の雇用統計では平均時給が低調となったことに加え、事前予想は前年比+1.9%と前月の+2.0%を下回る見通しです。この場合、インフレの鈍化傾向が鮮明となり、来週開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利引き下げの見方も浮上してくるため、数値には注視したいです。その他、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の発言やトルコ中銀の政策金利の発表が予定されています。

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