G20を前にマーケットの反応は
東京市場
ドル円は寄り付き後、107.30円前後でのもみ合いとなるも、その後は売りが優勢となり一時107.05円付近まで下落。しかし売りが一巡すると値ごろ感から買い戻しが入り107.30円台まで値を戻しました。
ロンドン市場
ユーロドルは欧州圏の製造業・サービス部門PMI速報値が市場予想を上回ったことで買いが先行、一時1.1368ドルと約3カ月ぶりの高値を付けました。
NY市場
ドル円は、米製造業PMI速報値が市場予想を下回ったことで107.39円付近まで下落したものの、売りが一巡した後、米中古住宅販売件数が市場予想を上回ったことを受け一時107.74円まで上昇、しかしその後は上値を抑えられ107.35円まで戻しました。
【今日の主な経済指標】
14:00 JPY 景気先行指数(CI)・改定値 4月
14:00 JPY 景気一致指数(CI)・改定値 4月
14:00 SGD 消費者物価指数(CPI)[前年比] 5月
17:00 DEM IFO企業景況感指数 6月
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-今日のトレードポイント-
今週はいよいよ週末に大坂でのG20を控えて各国の綱引きに注目が集まります。米国は日中との貿易問題が焦点になり、特に中国との交渉が決裂した場合は失望からドル安に振れる可能性があります。また、米国はイランとの地政学リスクへの警戒感も出ており、引き続きヘッドラインやトランプ大統領のツイッターには注意が必要です。もっとも、本日は
本日は主な経済指標の予定がなく新規の取引材料が出なければ、G20を控えて調整的な動きに終始するとみられます。