マーケットの目はヘッドラインに釘付け
東京市場
東京市場ではクロス円がやや弱い。東京市場でのクロス円は日経平均の上下に振り回される形となりました。ただ全体的に方向感に欠ける展開となりました。
ロンドン市場
ロンドン市場ではポンド円が軟調。ポンド円は先日とうって変わり東京時間から軟調に推移していました。またメイ首相の辞任疑惑も報じられポンドの売り圧力は終始高く推移しました。
NY市場
NY市場ではユーロドルが冴えない値動き。ロンドン市場時間では堅調に推移していたものの、NY市場時間から軟調な動きに。1.1151ドルと直近のサポートラインで若干の反発を見せるものの、クローズにかけて再度軟調な動きを見せました。
【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債) 前週分 208億円
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式) 前週分 2825億円
15:00 DEM 国内総生産(GDP、改定値)[前期比] 1-3月期 0.40%
15:00 DEM 国内総生産(GDP、改定値)[前年同期比] 1-3月期 0.70%
15:00 DEM 国内総生産(GDP、改定値、季調前)[前年同期比] 1-3月期 0.60%
15:30 CHF 四半期鉱工業生産 [前年同期比] 1-3月期 5.10%
15:45 FRF 企業景況感指数 5月 105
16:15 FRF 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 5月 50
16:15 FRF サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 5月 50.5
16:30 DEM 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 5月 44.4
16:30 DEM サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 5月 55.7
16:30 SEK 失業率 4月 7.10%
17:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 5月 47.9
17:00 EUR サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 5月 52.8
17:00 DEM IFO企業景況感指数 5月 99.2
17:30 HKD 消費者物価指数(CPI)[前年比] 4月 2.10%
20:30 EUR 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨 *
21:30 CAD 卸売売上高[前月比] 3月 0.30%
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分 21.2万件
21:30 USD 失業保険継続受給者数 前週分 166.0万人
22:45 USD 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 5月 52.6
22:45 USD サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 5月 53
22:45 USD 総合購買担当者景気指数(PMI、速報値) 5月 53
23:00 USD 新築住宅販売件数[年率換算件数] 4月 69.2万件
23:00 USD 新築住宅販売件数[前月比] 4月 4.50%
ZAR 南アフリカ準備銀行(中央銀行)政策金利 6.75%
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-今日のトレードポイント-
本日はECB理事会議事要旨の公表や欧州各国の製造業PMIの発表などが予定されています。議事要旨はもちろんですが、欧州各国の製造業PMIもここ数か月マーケットの注目を集めており、欧州通貨を強く動かすイベントとなっています。ただ、昨日から引き続きマーケットの注目は、激しさを増す米中貿易摩擦や英のEU離脱問題に注がれています。特に米中貿易摩擦では特定の企業に対する制裁措置が広がっており、経済への影響が如実に現れるのも時間の問題と思われます。当分の間は、突発的なヘッドラインに相場が大きく動かされる展開が続くことが予想され、注意が必要です。