各国中銀トップは何を語る
東京市場
東京市場では豪ドル円が続伸。週末に行われた豪総選挙で与党・保守連合が予想を裏切る形で勝利したことを受け、豪ドル円は大きく上窓を開けてオープン。正午過ぎに若干の上値の重たさを感じさせましたが、売り材料が特になかったことから、堅調に推移しました。
ロンドン市場
ロンドン市場ではポンド円が軟調。英のEU離脱問題は依然として不透明感が強く、上値重たく売りが優勢となる展開が続きました。一時は139.70円まで下落しました。
NY市場
NY市場ではドル円がじわり高。東京・ロンドン市場で軟調に推移していたドル円ですが、NY勢参入と同時に反転。110円台を回復する展開を見せました。
【今日の主な経済指標】
08:00 USD パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
09:00 SGD 四半期国内総生産(GDP、確定値)[前期比年率] 1-3月期
10:30 AUD 豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表
23:00 EUR 消費者信頼感(速報値) 5月
23:00 USD 中古住宅販売件数[年率換算件数] 4月
23:00 USD 中古住宅販売件数[前月比] 4月
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-今日のトレードポイント-
本日は米豪英中銀総裁の発言が予定されています。世界経済の見通しに暗雲が立ち込め始めている状況下の発言なだけに、発言内容にはいつも以上に注目が集まります。一方で、マーケットの注目は依然として米中関税合戦や英国のEU離脱問題などの時事イベントに注がれています。ネガティブな話題が大半を占める為、ドルやポンドは上値が重たい展開が続くことが予想されます。ただある程度の下落で押し目買いが入ることからも単純に下目線ということでもない点に注意が必要です。