目ぼしいイベントなく調整局面か
東京市場
東京市場のドル円は日経平均が軟調な展開になるなか、仲値に掛けて円買いが強まり109.336円まで下落しました。ただ、仲値を過ぎると円買いが一巡し109.50円付近まで戻しました。
ロンドン市場
ロンドン市場では米長期金利の上昇を手掛かりにドル買い圧力が高まると、ドル円はじりじりと上値を切り上げ109.65円まで上昇。
NY市場
NY市場では欧州の景気減速やイタリア財政問題を背景にユーロ売りが強まるなか、フィラデルフィア連銀製造業景気指数や米新規失業保険申請件数が予想を上回ったことからドル買いが優勢になり、ユーロドルは1.1166ドルまで下落しました。一方で、ドル円は109.965円まで上昇し109.837円で取引を終えました。
【今日の主な経済指標】
07:45 NZD 四半期卸売物価指数(PPI)[前期比] 1-3月期
13:30 JPY 第三次産業活動指数[前月比] 3月
18:00 EUR 建設支出[前月比] 3月
18:00 EUR 建設支出[前年同月比] 3月
18:00 EUR 消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)[前年同月比] 4月
18:00 EUR 消費者物価指数(HICP、改定値)[前年同月比] 4月
23:00 USD 景気先行指標総合指数[前月比] 4月
23:00 USD ミシガン大学消費者態度指数・速報値 5月
RUB 実質国内総生産(GDP、速報値)[前年比] 1-3月期
NOK 休場
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-今日のトレードポイント-
本日は主要な経済指標ではミシガン大消費者信頼感指数のみになります。要人発言ではウィリアムズNY連銀総裁とクラリダFRB副議の発言となります。取引材料としてみると、弱く週末とあって調整的な動きになりそうです。ただ、米中貿易摩擦やブレグジット、イタリアの財政問題など火種は燻っており、ひとたびトランプ大統領の発言などがあれば、たちまち動意付くためヘッドラインに注意しながら取引にのぞみたいです。