FXレポート

こう着相場が継続か

東京市場
 東京市場ではドル円は小動き。欧米市場がイースター休暇で取引参会者が少なく値動きの乏しい展開となり、ドル円は112円手前での小動きとなりました。午前中に発表された3月全国消費者物価指数(コアCPI)は前年比+0.8%と事前予想を上回ったものの、反応は限定的となりました。

ロンドン市場
 ロンドン市場ではユーロドルが小動き。主要な欧州市場が祝日の影響で売り買いが手控えられたことから、ユーロドルは1.1245ドルを挟んでの小動きの展開となりました。なお、米3月住宅着工件数や建設許可件数は事前予想を下回る弱い結果となったものの、目立った反応はありませんでした。

NY市場
 NY市場ではドル円は固着状態に。米国やカナダもグッドフライデーで祝日だったことから、ドル円は111.92円付近で2銭程度の値動きとなりました。その他の通貨でも固着状態が続き、ユーロドルは1.1242ドル~1.1247ドルでの推移となりました。

 

【今日の主な経済指標】
22日 NZD 休場
22日 HKD 休場
22日 CHF   休場
22日 FRF  休場
22日 DEM 休場
22日 GBP 休場
22日 EUR 休場
22日 ZAR 休場
22日 SEK 休場
22日 NOK  休場
    PLZ 休場

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-今日のトレードポイント-
 本日はオセアニア・ヨーロッパ各国の市場はイースター休暇で休場となります。引き続き値動きが乏しい展開が予想されますが、突発のニュースを受けての激しい値動きには注意したいです。特に貿易協議の動向やトルコの外貨準備高に関する内容には市場が反応しそうです。
 今週は24-25日に日銀政策決定会合が行われます。今月政府が発表した月例経済報告では景気判断が下方修正されたことから、追加緩和への期待感が根強くあり、声明文や黒田総裁の発言に注目が集まりそうです。26日には日米首脳会談が予定されています。先週行われた日米通商協議は合意に至らなかったことから、首脳会談の前に第二回交渉が行われるとみられます。実際に「為替条項」や「自動車関税」の導入することを交渉の中で示唆すれば、リスク回避の円買いの流れとなりそうです。また大型連休前の一週間ということで、連休中の相場の急変動への警戒からポジションを手仕舞う動きも出そうです。

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