FXレポート

米国の一般教書演説で何が語られるか

東京市場
 東京市場ではドル円はじり高。特に新規の取引材料はないものの、市場全般でドル買いが優勢となり、ドル円も1月30日高値の109.74円を上抜けて目先のストップロスを誘発して、さらに上昇しました。

ロンドン市場
 欧州市場では資源国通貨は軟調。WTI原油先物相場が55.75ドルから54.81ドルまで一転下落したことを背景に豪ドル円は79.30円付近、カナダドル円は83.80円付近まで豪ドル、カナダドル安が進みました。

NY市場
 NY市場ではドル円は堅調もその後伸び悩み。序盤は米長期金利の上昇が支援したことからドル買いが優勢の展開が継続して一時110.16円まで上昇しました。その後は利食いの売りで上値を抑えられた他、米長期金利が上昇幅を縮小する動きに連動する形でやや売り戻されました。

【今日の主な経済指標】
09:01 GBP 英小売連合(BRC)小売売上高調査[前年同月比] 1月
09:30 AUD 貿易収支 12月
09:30 AUD 小売売上高[前月比] 12月
12:30 AUD 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
17:50 FRF サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 1月
17:55 DEM サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 1月
18:00 EUR サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 1月
18:30 GBP サービス部門購買担当者景気指数(PMI) 1月
19:00 EUR 小売売上高[前月比] 12月
19:00 EUR 小売売上高[前年同月比] 12月
23:45 USD サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 1月
23:45 USD 総合購買担当者景気指数(PMI、改定値) 1月
         CNY 休場
         KRW 休場
         HKD 休場
         SGD 休場
00:00 USD ISM非製造業景況指数(総合) 1月

 

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-今日のトレードポイント-
 本日は米国の一般教書演説に注目。一番は政府機関一部閉鎖の原因となったメキシコ国境の壁建設についてトランプ大統領が何を発言するのかが注目点となります。同案件については共和党、民主党が今月15日までに合意できなければ政府機関が再閉鎖されるか、トランプ大統領が国家非常事態を宣言する可能性があるため、今回の演説でどの程度歩み寄りを求めるのかがポイントとなりそうです。また、中国との貿易問題に関しても発言する可能性もあります。本日はまず株式市場に動きがでて、次に為替市場に動きがでる展開が予想されます。

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