米国注目イベント続く、本日はFOMC
東京市場
東京市場ではドル円は小動き。特に目立った材料がなく、日経平均の値動きに似たような形となりました。
ロンドン市場
欧州市場ではドル円はじり高。欧州の複数の株価指数がプラスへ転換した影響からダウ平均先物も持ち直し、リスク回避姿勢の後退による円売りが優勢の展開となりました。
NY市場
NY市場ではポンド円は値動きが荒い。バーコウ英下院議長がEU離脱延期を求める修正案を本日採決することを明らかにすると買いからスタート。その後ユンケル欧州委員長の「メイ英首相に再交渉は不可能と伝えた」との発言が報道されると一転売りが強まる流れに。英議会で離脱修正案の採決が始まると、EU離脱問題の主導権を議会に移す修正案や、離脱日の延期を目指す修正案などが否決。特に離脱延期を目指す修正案が否決されたことから「合意なき離脱」への懸念が高まったことからポンドはさらに下落しました。合意なき離脱を回避するための修正案やバックストップ代替要求を求める修正案は可決されましたが、上げ材料とはなりませんでした。
【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 小売業販売額[前年同月比] 12月
08:50 JPY 百貨店・スーパー販売額(既存店)[前年同月比] 12月
09:30 AUD 四半期消費者物価(CPI)[前期比] 10-12月期
09:30 AUD 四半期消費者物価(CPI)[前年同期比] 10-12月期
14:00 JPY 消費者態度指数・一般世帯 1月
15:00 ZAR マネーサプライM3[前年同月比] 12月
15:30 FRF 国内総生産(GDP、速報値)[前期比] 10-12月期
16:00 DEM GFK消費者信頼感調査 2月
16:00 DEM 輸入物価指数[前月比] 12月
16:00 DEM 輸入物価指数[前年同月比] 12月
16:45 FRF 卸売物価指数(PPI)[前月比] 12月
16:45 FRF 消費支出[前月比] 12月
17:00 CHF KOF景気先行指数 1月
18:30 GBP 消費者信用残高 12月
18:30 GBP マネーサプライM4[前月比] 12月
18:30 GBP マネーサプライM4[前年同月比] 12月
19:00 EUR 経済信頼感 1月
19:00 EUR 消費者信頼感(確定値) 1月
21:00 USD MBA住宅ローン申請指数[前週比]
22:00 DEM 消費者物価指数(CPI、速報値)[前月比] 1月
22:00 DEM 消費者物価指数(CPI、速報値)[前年同月比] 1月
22:15 USD ADP雇用統計[前月比] 1月
23:00 MXP 四半期国内総生産(GDP、速報値)[前期比] 10-12月期
23:00 MXP 四半期国内総生産(GDP、速報値)[前年同期比] 10-12月期
00:00 USD 住宅販売保留指数[前月比] 12月
00:00 USD 住宅販売保留指数[前年同月比] 12月
04:00 USD 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
04:30 USD パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
売買比率についてはこちら
-今日のトレードポイント-
本日はFOMC政策金利とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見が一番の注目となります。米金融引き締め後退の観測が強まりつつ中で、一定の歯止めがかかるのか、さらに後退の観測が強くなるのか、今後の展開を考えても発言内容は注視が必要となります。また、米中通商協議が開かれることや、週末には雇用統計も控えていますので、本日からの米ドルは動きの乏しかった直近2日間と違い、動向がありそうです。