FXレポート

英議会のEU離脱協定代替案の採決の行方は

東京市場
 東京市場ではドル円は軟調。日経平均や上海総合が下落した影響によりやや売りが優勢な展開となりました。

ロンドン市場
 欧州市場ではユーロ円やユーロドルは共に方向感が定まらない展開。特段の材料がなく、ドラギECB総裁やカーニーBOE総裁の講演などを控えていることもあり、値動きは限られました。

NY市場
 NY市場ではドル円は軟調。米国株の大幅な下落や米債利回りの低下を受けてリスク回避姿勢を強めドル売り、円買いの流れが優勢な展開となりました。ユーロドルは強含み。ドラギECB総裁は「ここ数カ月、入手したデータは予想より弱い」「地政学的な要因と保護主義の脅威に関する不確実性の持続が心理的な重し」などと述べたが、反応は限定的となり、こちらもドル売りが先行する展開となりました。


【今日の主な経済指標】
06:45 NZD 貿易収支 12月
09:30 AUD NAB企業景況感指数 12月
16:45 FRF 消費者信頼感指数 1月
23:00 USD ケース・シラー米住宅価格指数 11月
23:00 USD ケース・シラー米住宅価格指数[前年同月比] 11月
         USD 米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
00:00 USD 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード) 1月

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-今日のトレードポイント-
 本日は英議会のEU離脱協定代替案の採決が予定されています。可決されるかどうかは分からず、仮に可決されてもEUとの交渉はまた別問題となり、課題は山積みといえます。いずれにしても今後の英国の方針がある程度みえてくる可能性はあるので動向には要注目といえるでしょう。米ドルに関しては29-30にFOMC。30-31に米中閣僚級通商協議と重要イベントが控えております。そのため本日に関しては様子見の展開が予想されますが、突発的な動きがあった時は冷静に対処したいところです。

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