トランプ大統領、政府閉鎖解除の暫定予算に合意
東京市場
東京市場のドル円はじり高の展開となりました。前日の日経平均株価や堅調に推移した流れからリスク選好の姿勢が強まりました。ただ、110円が意識される場面では伸び悩み、109円90銭を高値に押し戻されました。
ロンドン市場
欧州市場のドル円は小高く推移しました。欧州勢が参戦すると東京市場からの流れを引き継ぎユーロ円は一段と上昇、124.60円まで強含みました。
NY市場
ドル円はWSJが「FRBは保有試算縮小の終了を検討」と報じたことから109.55円まで下落しました。その後、トランプ大統領が政府機関閉鎖の一部解除に関する声明発表をすると報じられると、一転ドル円は109.90円まで上昇しました。ただ、トランプ大統領が政府機関閉鎖を発表したものの、反応は限定的となりドル円はこの日の安値付近の109.49円で引けました。
【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 企業向けサービス価格指数[前年同月比] 12月
08:50 JPY 日銀・金融政策決定会合議事要旨
18:00 EUR マネーサプライM3[前年同月比] 12月
23:00 EUR ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
23:30 GBP カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
AUD 休場
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-今日のトレードポイント-
先週金曜日にトランプ大統領が3週間の暫定予算に署名し、米政府機関の一部解除をすると発表しました。ただ、相場の反応は限定的となりました。今後延期されていた経済指標の発表が予想されますので、日程確認をしたいです。
本日は1月29日に英議会でのブレグジット協定案の審議・採決を控えていることから、協議期限延長への動議や英国議員の発言には注意したいです。また、先週の24日にECB理事会は景気リスク判断を下方修正しており、利上げ時期に関するドラギ総裁の発言にも注目が集まります。