為替のクリスマスマーケット
東京市場
東京市場のドル円は目立った取引材料がなく111.25円付近を静かに推移していたものの、午後に入ると調整的な買いがはいり111.45円まで強含みました。
ロンドン市場
欧州勢参入後は売りで反応し111.05円付近まで下落したものの、売りが一巡すると小幅に買い戻しが入り111.25円まで持ち直しました。
NY市場
NY市場ではウィリアムズ米NY連銀総裁が「2019年中に経済が減速すれば、金融政策運営を見直す可能性がある」「バランスシート縮小は柔軟に対応しないわけではない」と発言したこと受けて、NYダウが300ドル超高となりドル円もつれて11.44円まで上昇し111.264円で取引を終えました。
【今日の主な経済指標】
14:00 SGD SGD 消費者物価指数(CPI)[前年比] 11月
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-今日のトレードポイント-
明日にクリスマスを控えて市場参加者が減少していることから著しく流動性が低下します。そのため、大きめな取引が入ると為替が大きく反応する傾向があり注意が必要です。また、特にマーケットのクローズ間際はスプレッドが開きやすく取引チャンスは限られます。こういった相場の時は無理に取引をせずに普段の取引を見直す機会にあてるのが賢明といえそうです。