FOMC控えて動意薄か
東京市場
東京市場のドル円はしっかり。週明けのドル円は日経平均が堅調に推移したことを受けて緩やかに下値を切り上げ113.48円まで上昇しました。
ロンドン市場
欧州市場に入ると、米長期金利の低下を背景にドル売りが強まるとユーロドルは1.1353ドルまで強含み、ドル円は113.10円まで下押ししました。
NY市場
NY市場ではドル円は一段安。ニューヨーク連銀製造業景気指数が10.9と予想の20.6から大幅に悪化したことをきっかけにドル円は一時112.683円まで下落しました。また、トランプ米大統領とナバロ米国家通商会議委員長が利上げけん制したことも下げ足を速める材料になりました。
【今日の主な経済指標】
09:00 NZD NBNZ企業信頼感 12月
09:30 AUD 豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表
18:00 DEM IFO企業景況感指数 12月
22:30 CAD 製造業出荷[前月比] 10月
22:30 USD 住宅着工件数[年率換算件数] 11月
22:30 USD 住宅着工件数[前月比] 11月
22:30 USD 建設許可件数[年率換算件数] 11月
22:30 USD 建設許可件数[前月比] 11月
USD 米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
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-今日のトレードポイント-
本日は明日のFOMCを控えて方向感の出にくい一日となりそうです。そのため、基本は株価の値動きによるリスク許容度の変化を確かめながらの取引になるとみてます。ただ一方で、昨日のようにトランプ米大統領やナバロ米国家通商会議委員長といった要人の発言により動意付くケースも考えられるため、強気な姿勢での取引を行うには注意してのぞみたいです。
すでに利上げは織り込み済みではあるものの、昨日のトランプ大統領やナバロ国家通商会議委員長の発言による思惑で一喜一憂する展開も考えられます。