今週はFOMCに注目
東京市場
東京市場ではドル円は弱含み。日経平均株価の下落にともない売りが優勢の展開に。ただし全般的には動意を欠いた動きでした。
ロンドン市場
欧州市場ではユーロは下落。12月仏製造業・サービス部門PMIや独・ユーロ圏PMIも弱かったことからリスク回避の売り注文が入りました。
NY市場
NY市場ではドル円はじり安。ダウ平均の下落にともないドル安の流れとなりました。ユーロドルは買い戻しが優勢に。EUとイタリアの話し合いは終始ポジティブな雰囲気で会合が終了したと報じられたことがユーロの買い要因となりました。
【今日の主な経済指標】
09:01 GBP ライトムーブ住宅価格[前月比] 12月
16:00 TRL 鉱工業生産[前月比] 10月
16:00 TRL 失業率 9月
19:00 EUR 貿易収支(季調前) 10月
19:00 EUR 消費者物価指数(HICP、改定値)[前年同月比] 11月
19:00 EUR 消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)[前年同月比] 11月
19:00 EUR 貿易収支(季調済) 10月
22:30 CAD 対カナダ証券投資額 10月
22:30 USD ニューヨーク連銀製造業景気指数 12月
ZAR 休場
RUB 実質鉱工業生産[前年比] 11月
00:00 USD NAHB住宅市場指数 12月
06:00 USD 対米証券投資(短期債除く) 10月
06:00 USD 対米証券投資 10月
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-今日のトレードポイント-
今週はFOMCが一番の注目となります。事前予想は利上げが優勢ですが11月雇用統計の非農業部門雇用者数や平均時給が悪化したことや、トランプ大統領が「今回のFOMCで利上げを望まない」とプレッシャーをかけていることからサプライズが起こる可能性もありますので動向には注視するべきでしょう。他の通貨ではユーロは伊予算案に関してポジティブな雰囲気がでているのは好材料と捉えています。ポンドはEU離脱案に関しての議会採決は1月に延期(具体的に何日かまでは決定していません)することは政府筋が発表しており、それまでは経済指標や株価の動きに連動して動きそうです。