FXレポート

米国の指標が目白押し

東京市場
 東京市場ではドル円は堅調。下値では本邦実需勢の買いが観測され底堅い動きが継続しました。

ロンドン市場
 欧州市場ではユーロドルはじり高。ただし、イタリアの修正予算案を巡る動きを見極めたいムードや米株式、債券市場が休場ということもあり、取引参加者も減少し高値圏でもみ合いとなりました。

NY市場
 NY市場ではユーロ円は往って来い。主要な欧州株式相場がマイナス圏での推移が続いて下落したものの、「伊政府が19年度予算計画案の修正を来週までに提出」との報道が好感され一転して上昇基調となりました。

【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債) 前週分
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式) 前週分
09:30 AUD 貿易収支 10月
09:30 AUD 小売売上高[前月比] 10月
16:00 DEM 製造業新規受注[前月比] 10月
16:00 DEM 製造業新規受注[前年同月比] 10月
18:00 ZAR 四半期経常収支 7-9月期
21:30 USD チャレンジャー人員削減数[前年比] 11月
22:15 USD ADP雇用統計[前月比] 11月
22:30 USD 四半期非農業部門労働生産性・改定値[前期比] 7-9月期
22:30 CAD 貿易収支 10月
22:30 USD 貿易収支 10月
22:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
22:30 USD 失業保険継続受給者数 前週分
23:45 USD サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 11月
23:45 USD 総合購買担当者景気指数(PMI、改定値) 11月
       RUB 消費者物価指数(CPI)[前月比] 11月
00:00 USD ISM非製造業景況指数(総合) 11月
00:00 CAD Ivey購買部協会指数 11月
00:00 USD 製造業新規受注[前月比] 10月

売買比率についてはこちら

-今日のトレードポイント-
 本日は米国の休場明けでADP雇用統計やISM非製造業景況指数と指標が目白押しとなりドルの動きに注目となります。ただし翌日に雇用統計が控えているため、様子見ムードの展開となる可能性もあります。本日のドルは短期的な取引を繰り返すのが妙味がありそうです。一方、伊の予算案やブレグジットを巡る英国の議会採決は来週まで時間があるのでユーロやポンドは情報に一喜一憂しないスタンスで取引に臨みたいです。

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