FXレポート

米中間選挙の行方は

東京市場
 東京市場では豪ドルは底堅い。豪中銀(RBA)は金融政策の現状維持を発表し、声明では今年・来年のGDP見通しを引き上げたほか、インフレ先行きについても楽観的な見解を示したことが好感され豪ドル買いが強まりました。

ロンドン市場
 欧州市場では、ポンドはメイ英政権に閣外協力する民主統一党(DUP)の議員が「合意なきブレグジットに向かっている」との見解を示したことから売りが優勢になるも、その後閣僚会談で「ブレグジットの話し合いが順調だった」との一部報道が流れると一転して買いが優勢の展開となりました。

NY市場
 NY市場ではドル円は堅調。株の底堅い動きやプラス圏に浮上した米10年債利回りの動きも支えに底固く推移しました。ただし、中間選挙の結果を見極めたいことから動きそのものは緩やかなものとなりました。

【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 外貨準備高 10月
09:00 JPY 毎月勤労統計調査-現金給与総額[前年同月比] 9月
14:00 JPY 景気先行指数(CI)・速報値 9月
14:00 JPY 景気一致指数(CI)・速報値 9月
16:00 DEM 鉱工業生産[前月比] 9月
19:00 EUR 小売売上高[前月比] 9月
19:00 EUR 小売売上高[前年同月比] 9月
20:00 BRL IBGE消費者物価指数(IPCA)[前月比] 10月
21:00 USD MBA住宅ローン申請指数[前週比]
    INR 休場
    PLZ ポーランド中銀、政策金利
00:00 CAD Ivey購買部協会指数 10月
05:00 USD 消費者信用残高[前月比] 9月
05:00 NZD ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利


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-今日のトレードポイント-
 米国の中間選挙は現在開票作業中で、おそらく日本時間の昼過ぎにも大勢が判明する見通しとなります。この2日間は結果を見極めたい姿勢が強く比較的乏しい動きとなりましたが、結果を受けて一気に相場が動意づく可能性もありますので注視したいところです。

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