FXレポート

今週は米中間選挙、FOMCと米国の重要イベントに注目

東京市場
東京市場では「トランプ米大統領が中国との貿易合意の草案作成を指示」との一部報道が伝わると米中貿易摩擦の懸念後退から全般的にリスクオンの動きが広がり、ドル高の展開となりました。

ロンドン市場
欧州市場でも、リスクオンの動きは継続。中でもトルコリラ円はエルドアン・トルコ大統領とトランプ米大統領が電話会談をし、両国の関係改善への期待感もリラのサポート要因となり、リラ買いの動きが強まりました。

NY市場
NY市場では、ドル円は米雇用統計で非農業部門雇用者数変化が前月比25.0万人増と市場予想の19.0万人増程度を上回ったため、米長期金利の上昇とともに買いが優勢の展開となりました。トランプ米大統領が「米国は貿易問題で中国と合意するだろう」という発言もサポートに。その他、米国人牧師釈放を受けて、米国とトルコ両政府ともに閣僚への制裁を解除したことを発表しました。

【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 日銀・金融政策決定会合議事要旨
10:00 JPY 黒田東彦日銀総裁、発言
10:45 CNY Caixinサービス部門購買担当者景気指数(PMI) 10月
16:00 TRY 消費者物価指数(CPI)[前月比] 10月
16:00 TRY 消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 10月
18:30 GBP サービス部門購買担当者景気指数(PMI) 10月
23:45 USD サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 10月
23:45 USD 総合購買担当者景気指数(PMI、改定値) 10月
00:00 USD ISM非製造業景況指数(総合) 10月

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-今日のトレードポイント-
今週は特に米中間選挙と11月FOMCといった重要イベントが控えているドルの動きに注目。中間選挙は現政権への「信任投票」という性質をもち、その結果は任期後半の大統領の政策にも大きな影響を与えるため、過去をみても結果次第では相場動向を大きく動かすこともあります。特に可能性としては極めて薄いですが、上院・下院ともに民主党が過半数の議席を獲得した場合、サプライズで市場は荒れる展開が予想されます。 次にFOMCでは今回に関しては据え置きとみていますが、一番の焦点は12月の利上げの確率が高まるかです。その点で米長期金利の動向にも注目が必要といえます。

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