FXレポート

トルコで拘留されている米国人牧師、釈放するかしないか本日決定予定

東京市場
 東京市場は、前日の米国株安を引き継ぎ日経平均も下げ幅が一時1000円超の動き。これを受けてドル円は119.97円まで下押し。ただ、112円割れでは実需の買いも観測されたとの指摘もあり、112円前半で落ち着いた動きとなりました。

ロンドン市場
 欧州市場は、ユーロ円は強含み。スタートの129.50円近辺から約50銭程度のユーロ高に。なお、欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨では「成長減速の背景にある要因が一時的でないという意見があった」などの見解が示されたが、相場への影響はほとんどありませんでした。

NY市場
 NY市場は、ドル円はほぼダウ平均の動きに連動するような展開に。前半はドル買いが先行し、112.53円近辺まで上昇。しかし、ダウ平均が一時690ドル超と下落するにつれて下降し111.83円と9月18日以来の安値を更新しました。その後株価が少し持ち直すにつれて上昇して112.08円で取引を終えました。

【今日の主な経済指標】
08:50 JPY マネーストックM2[前年同月比] 9月
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債) 前週分
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式) 前週分
09:00 SGD 四半期国内総生産(GDP、速報値)[前期比年率] 7-9月期
09:30 AUD 住宅ローン件数[前月比] 8月
13:30 JPY 第三次産業活動指数[前月比] 8月
15:00 DEM 消費者物価指数(CPI、改定値)[前月比] 9月
18:00 EUR 鉱工業生産[前月比] 8月
21:00 INR 鉱工業生産[前年同月比] 8月
21:30 USD 輸入物価指数[前月比] 9月
21:30 USD 輸出物価指数[前月比] 9月
23:00 USD ミシガン大学消費者態度指数・速報値 10月
 -    USD 月次財政収支 9月

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-今日のトレードポイント-
 注目点としてまずトルコの拘留されている米国人牧師の問題で、本日トルコ裁判所が釈放するかどうかを決定する模様で、結果次第で相場が動意づく可能性は高いと想定しています。また、現在開催されているG20財務相・中銀総裁会議にも注目。ムニューシン米財務長官は貿易問題等について話し合いを行う予定となっていますが、「米財務省は為替問題を非常に注意深く監視」、「人民元が1年の間に大幅に下落したことを認識」としており、会議の内容次第で来週米財務省が公表する為替報告書で、中国を為替操作国と認定するかどうかも注目となります。

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