FXレポート

先行き不透明感強まる

東京市場
 東京市場は仲値に掛けて買いが入ったことから114.099円まで上昇しましたが、仲値を過ぎると買いが一巡し113.90円付近まで押し戻されました。

ロンドン市場
 欧州市場では米雇用統計前でドル円は揉み合いになるなか、ユーロ円は113.95円から113.14円まで強含みました。

NY市場
 NY市場では非農業部門雇用者数変化が13.4万人増と予想の18.5万人を大幅に下回りドル円は一時113.715円まで下落したものの、失業率が0.1%改善し3.7%だったことから114.07円まで反発しました。ただその後、米長期金利の上昇に嫌気したNYダウが下落したのにつられドル円は113.560円まで反落し前日比では0.227円安い、113.673円で取引を終えました。

【今日の主な経済指標】
10:45 CNY Caixinサービス部門購買担当者景気指数(PMI) 9月
14:45 CHF 失業率 9月
15:00 DEM 鉱工業生産[前月比] 8月
       JPY 休場
      CAD 休場

売買比率についてはこちら

-今日のトレードポイント-
 先週の前半はイタリアの予算問題を背景にユーロ安が進行しました。その後、報道ベースでやや落ち着くなか、米長期金利の急上昇でNYダウが大幅に下落するなど、急激な金利上昇に嫌気した格好です。今週もイタリアの予算問題、米長期金利の動向、米中貿易戦争、Brexit、米国の会計予算、米中間選挙、トランプ大統領の脱税疑惑にカバノー連邦最高裁判事候補に対する米連邦捜査局の調査など複数の材料がいつ火が付くか先行き不透明な状況です。予想のつかないこういう状況では積極的な取引は手控え動向を見極めたい局面です。

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