今夜、FOMC政策金利発表
東京市場
東京市場のドル円は仲値に掛けて買いが強まり112.971円まで上昇しました。もっとも、仲値を過ぎると買いが一巡し売り戻しが優勢になり112.80円付近まで軟化しました。
ロンドン市場
欧州市場では財政問題が懸念されているイタリアで「連立政権は予算で妥結に至った」と報じられたことから、リスク選好的な買いが強まりユーロ円は132.90円まで上昇しました。
NY市場
NY市場では茂木敏充経済再生相が「大きな方向では一致をみることができた」「個別項目は首脳会談で合意したうえで発表したい」と述べたものの為替への影響は見られませんでした。ドル円は狭いレンジでの取引に終始し前日比では0.150円高い、112.943円で取引を終えました。
【今日の主な経済指標】
07:45 NZD 貿易収支 8月
10:00 NZD NBNZ企業信頼感 9月
15:45 FRF 消費者信頼感指数 9月
20:00 USD MBA住宅ローン申請指数[前週比]
23:00 USD 新築住宅販売件数[前月比] 8月
23:00 USD 新築住宅販売件数[年率換算件数] 8月
KRW 休場
03:00 USD 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
03:30 USD パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
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-今日のトレードポイント-
注目されていた日米通商協議(FFR)は特段材料視されませんでした。貿易不均衡を是正するため、米国側から厳しい要求されるとの見方が一部ありましたが、日米首脳の夕食会が和やかな雰囲気で終えたほか、今夜の米連邦公開市場委員会(FOMC)が控えているだけに動き難いといったことも考えられます。ただ、どちらにせよ本日も取引材料が豊富であることには変わりません。FOMCのほかにトルコ情勢やユーロ圏、ブリクジット関連などマーケットを注視しつつ、突発的な動きに備えておきたい局面です。