FFR結果待ちの様相か
東京市場
東京市場のドル円は祝日で小動き。秋分の日で休場の東京市場では米国が2000億ドルの中国製品に対して追加関税を発動しましたが、為替への影響は限定的でドル円は112.60円付近を小動きしました。
ロンドン市場
欧州勢参入後は買いで反応。米長期金利の上昇を受けてドル円は買いが先行し112.70円まで強含みました。
ＮＹ市場
ＮＹ市場ではドラギECB総裁が「基調的インフレは比較的堅調に上昇すると見込む」と述べると、ユーロ圏の経済見通しが好感された、リスク選好的な買いからドル円は112.794円まで上昇し前日比では0.191円高い、112.793円で取引を終えました。
≪2018年9月24日クローズ時点≫
ドル・円：「ブル」 売り47% 買い53%
ユーロ・円：「ベア」 売り68% 買い32%
英ポンド・円：「ブル」 売り49% 買い51%
豪ドル・円：「ブル」 売り22% 買い78%
NZドル・円：「ブル」 売り19% 買い81%
ユーロ・ドル：「ベア」 売り84% 買い16%
【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 日銀・金融政策決定会合議事要旨
08:50 JPY 企業向けサービス価格指数[前年同月比] 8月
14:00 JPY 景気先行指数（ＣＩ）・改定値 7月
14:00 JPY 景気一致指数（ＣＩ）・改定値 7月
14:35 JPY 黒田東彦日銀総裁、発言
15:00 DEM 卸売物価指数（ＷＰＩ）[前月比] 8月
15:45 FRF 企業景況感指数 9月
22:00 USD 住宅価格指数[前月比] 7月
22:00 USD ケース・シラー米住宅価格指数 7月
22:00 USD ケース・シラー米住宅価格指数[前年同月比] 7月
23:00 USD リッチモンド連銀製造業指数 9月
23:00 USD 消費者信頼感指数（コンファレンス・ボード） 9月
HKD 休場
USD 米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）１日目
KRW 休場
-今日のトレードポイント-
日米貿易協議が行われているなか、黒田日銀総裁と米消費者物価指数が予定されています。ドル円は日米貿易協議の影響は限定的になるとの見方から、リスク選好され上昇してきましたが、結果がまだ出ていないだけに注意しておきたいです。一方で、昨日のNYタイムにポンペオ米国務長官が「今週中にもトルコで拘束されているブランソン氏が解放されるだろう」と述べて、トルコリラ円は大きく上昇しました。こちらの動向次第で新興国市場が大きく動意付くため、注視しておきたいです。
