FXレポート

ドル円は上値が重い

昨日のドル円は、東京市場では時間外の米10年債利回りが低下したほか、上昇して始まった日経平均株価が伸び悩んだことを背景に米系短期勢から売りが持ち込まれ、一時108.53円近辺まで値を下げました。もっとも、月末ということで本邦実需勢から買いが観測されたため108.72円近辺まで値を上げました。その後、日経平均株価が引けにかけて230円超上昇すると買いが強まり、108.85円近辺まで持ち直しました。欧州市場では、イタリア政局に対する懸念がやや緩和するなか、時間外のダウ先物や日経平均先物の上昇を受けて、投資家のリスク志向改善を見越した買いが先行し、18時過ぎには一時109.01円近辺まで上昇。もっとも、その後は株価の失速や米長期金利の低下を手掛かりにした売りが強まり、23時過ぎには108.38円近辺まで反落しました。NY市場では、5月30日の安値が目先のサポートとして意識されると、月末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだ買いも入ったことで再び108.87円近辺まで切り返し、前日比では0.091円安い、108.813円で取引を終えました。

≪2018年5月31日クローズ時点≫
ドル・円:「ブル」   売り30% 買い70%
ユーロ・円:「ベア」      売り55% 買い45%
英ポンド・円:「ブル」 売り27% 買い73%
豪ドル・円:「ブル」  売り15% 買い85%
NZドル・円:「ブル」  売り16% 買い84%
ユーロ・ドル:「ベア」 売り61% 買い39%

【今日の主な経済指標】
8:50   JPY 四半期法人企業統計調査・ソフトウェア含む全産業設備投資額[前年同期比] 1-3月期
10:45 CNY Caixin製造業購買担当者景気指数(PMI) 5月
16:30 CHF SVME購買部協会景気指数 5月
16:50 FRF 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 5月
16:55 DEM 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 5月
17:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 5月
17:00 NOK 失業率 5月
17:30 GBP 製造業購買担当者景気指数(PMI) 5月
21:30 USD 非農業部門雇用者数変化[前月比] 5月
21:30 USD 失業率 5月
21:30 USD 平均時給[前月比] 5月
22:45 USD 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 5月
23:00 USD 建設支出[前月比] 4月
23:00 USD ISM製造業景況指数 5月

-今日のトレードポイント-
本日のドル円は、引き続き円高の流れが続くと予想されます。イタリア国債の入札が無難に終了したこともあってユーロに買い戻しが集まりましたが、問題が解決に向けて動いている訳ではないと言えます。まだ暫くは混乱が続くでしょうし、先行き不透明感も後退することはまだないと考えられます。また、本日は米国雇用統計の発表があります。雇用統計の結果、株式市場や米長期金利の動向、南欧諸国の情勢に注意をして取引に臨みたいです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円  108.00-109.50
ユーロ・円 126.50-128.00
ポンド・円 143.00-146.50

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