FXレポート

ドル円は続落

昨日のドル円は、東京市場では「北朝鮮が米朝首脳会談の再考を提案」「米商務省が自動車輸入について通商拡大法232条に基づく調査の開始」との報道が伝わると株安とともにドル売りが先行し、一時109.56円近辺まで値を下げました。また、日経平均株価が320円超安まで下げ幅を広げたほか、時間外の米10年債利回りが低下したため、さらにドル売りが続き、一時109.33円近辺まで下押ししました。欧米市場では、株高や米長期金利の上昇を支えに一時109.67円近辺まで上値を伸ばしましたが、トランプ米大統領が米朝首脳会談を取りやめたことを明らかにすると、北朝鮮情勢を巡る地政学的リスクの懸念からドル売りが先行しました。ダウ平均が280ドル超下げたほか、米長期金利が低下に転じたことなどに伴い、一時108.95円近辺まで値を下げました。もっとも、売りが一巡した後は、株価が下げ渋ったことなどもあり109.30円台まで下値を切り上げる展開となりました。前日比では0.774円安い、109.257円で取引を終えました。


≪2018年5月24日クローズ時点≫
ドル・円:「ブル」   売り32% 買い68%
ユーロ・円:「スクエア」売り50% 買い50%
英ポンド・円:「ブル」 売り29% 買い71%
豪ドル・円:「ブル」  売り15% 買い85%
NZドル・円:「ブル」  売り10% 買い90%
ユーロ・ドル:「ベア」 売り58% 買い42%

【今日の主な経済指標】
08:30 JPY 東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)[前年同月比] 5月
16:15 CHF 四半期鉱工業生産 [前年同期比] 1-3月期
17:00 DEM IFO企業景況感指数 5月
17:30 GBP 四半期国内総生産(GDP、改定値)[前期比] 1-3月期
17:30 GBP 四半期国内総生産(GDP、改定値)[前年同期比] 1-3月期
21:30 USD 耐久財受注[前月比] 4月
21:30 USD 耐久財受注・輸送用機器除く[前月比] 4月
22:20 USD パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
23:00 USD ミシガン大学消費者態度指数・確報値 5月

-今日のトレードポイント-
本日のドル円は、トランプ大統領が米朝首脳会談の中止決定を発表し、リスク回避の円買いの影響を受けたことにより、上値の重い展開になると予想します。また、昨日公表された5月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨から、インフレ率2%を超えた場合でも、すぐに利上げペースを加速しない考えを示唆したことを受け、ドル円上昇の流れは失速していると思います。引き続き主要な株式市場や米国の長期金利の動向、金融当局者やトランプ政権の発言や動向に注視して取引に臨みたいです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円  108.50-110.50
ユーロ・円 127.00-130.00
ポンド・円 145.00-148.50

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