FXレポート

ドル円は、2016年11月以来の安値となる104.63円まで値を下げる展開に

先週金曜日のドル円は、東京市場では米中貿易摩擦への懸念が高まるなか、朝方から仕掛け的な売りが先行しました。トランプ米大統領が国家安全保障担当の大統領補佐官であるマクマスター氏の辞任を発表したことで売りをさらに後押しする形となり、2日安値の105.25円近辺やバリアオプションが観測されていた105.00円を下抜けて2016年11月以来の安値となる104.63円近辺まで急ピッチで下幅を縮めました。ただ、市場では「104円台半ばに本邦長期資金の買い注文が観測されている」との指摘があり、下値の堅さを確認すると買い戻されました。本邦実需勢からも買いが持ち込まれると、105.09円近辺まで反発しました。欧米市場では、アジア時間に下値の堅さを確認すると、ナイト・セッションの日経平均先物が270円高まで上昇したことをながめ、投資家のリスク志向改善を見越した買いが先行しました。米長期金利が上昇に転じたことも相場の支えとなり、22時30分過ぎには一時105.28円近辺まで上昇しました。もっとも、ダウ平均が440ドル超安まで失速したほか、米長期金利も再び低下したことなどが売りを誘い、5時前には104.66円近辺まで値を下げました。前日比では0.520円低い、104.787円で取引を終えました。

≪2018年3月23日クローズ時点≫
ドル・円:「ブル」   売り20% 買い80%
ユーロ・円:「ベア」  売り54% 買い46%
英ポンド・円:「ブル」 売り40% 買い60%
豪ドル・円:「ブル」  売り13% 買い87%
NZドル・円:「ブル」  売り13% 買い87%
ユーロ・ドル:「ベア」 売り72% 買い28%

【今日の主な経済指標】
06:45 NZD 貿易収支2月
15:45 FRF 国内総生産(GDP、確定値)[前期比]10-12月期

-今日のトレードポイント-
目先の大きなイベントを通過し堰を切ったように円高が進んでいます。日経平均も心理的な節目となる20,000円台まで下落しており、10,000円台に割り込んだ場合はさらに円高が進む可能性があるため、ショートを意識して取引したいです。また、米中の貿易摩擦問題も過熱してきており、中国側が米国の関税措置に対して報復してきた場合はさらに荒れた展開になるため、注意しておきたいです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円  104.00-105.50
ユーロ・円 128.50-130.50
ポンド・円 147.00-149.00

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