FXレポート

ドル円は歳出法案の報道を受け反落

昨日のドル円は、東京市場において日経平均株価が上昇したほか、仲値に向けたドル買いが入り113.57円近辺まで小幅に上昇しましたが、その後は時間外の米10年債利回りが低下したこともあり徐々に値を下げ113.43円付近まで下押ししました。欧米市場では取引当初113.46円を挟んだ値動きとなっておりましたが、強い米PPIや米金利上昇を支えに113.74円近辺まで強含みました。米共和党のランド・ポール上院議員が「大規模な米債務押し上げる歳出法案支持できない」との見解を示すと113.37円付近まで急失速しましたが、その後は113.50円台まで持ち直し取引を終えました。

≪2017年12月12日クローズ時点≫
ドル・円  :「ブル」  売り48% 買い52%
ユーロ・円  :「ベア」 売り71% 買い29%
英ポンド・円 :「ブル」    売り48% 買い52%
豪ドル・円  :「ブル」  売り22% 買い78%
NZドル・円 :「ブル」  売り18% 買い82%
ユーロ・ドル :「ベア」    売り63% 買い37%

【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 機械受注[前月比] 10月
16:00 DEM 消費者物価指数(CPI、改定値)[前月比] 11月
16:00 DEM 卸売物価指数(WPI)[前月比] 11月
17:00 ZAR 消費者物価指数(CPI)[前月比] 11月
17:00 ZAR 消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 11月
18:00 JPY 黒田東彦日銀総裁、発言
18:30 GBP 失業保険申請件数 11月
18:30 GBP 失業率 11月
18:30 GBP 失業率(ILO方式) 10月
19:00 EUR 鉱工業生産[前月比] 10月
20:00 ZAR 小売売上高[前年同月比] 10月
20:00 BRL 小売売上高指数[前年同月比] 10月
21:00 USD MBA住宅ローン申請指数[前週比]
22:30 USD 消費者物価指数(CPI)[前月比] 11月
22:30 USD 消費者物価指数(CPIコア指数)[前月比] 11月
22:30 USD 消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 11月
04:00 USD 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
04:30 USD イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

- 今日のトレードポイント -
米連邦準備理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを決定するとの観測や年明けにもトランプ政権がインフラ計画を発表するとのニュースもありドル買いの流れを支えています。本日のドル円は、政策金利が発表されるまでは控え様子見ムードが強まることが予想されるため、発表直後は内容を見極め取引に臨みたいです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 113.00-114.00
ユーロ・円     133.00-134.60
ポンド・円   150.00-153.00

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