FXレポート

連銀総裁の発言に一喜一憂

本日の為替はドルが上昇する展開となりました。材料不足感から全体的に薄商いの中、ドル円は米10年金利の様子を窺う展開となりました。インフレ率の低下の解釈について市場の関心が集まる中、連銀総裁の発言に一喜一憂する形でドル円は110.80から111.59円近辺まで上昇し、前日比では0.644円高い111.517円で取引を終えました。

≪2017年06月19日クローズ時点≫
ドル・円    :「ブル」    売り41% 買い59%
ユーロ・円  :「ベア」       売り69% 買い31%
英ポンド・円 :「スクエア」  売り50%  買い50%
豪ドル・円  :「ブル」      売り28%  買い72%
NZドル・円   :「ブル」      売り31% 買い69%
ユーロ・ドル :「ベア」    売り69% 買い31%

【今日の主な経済指標】
10:30 AUD 四半期住宅価格指数[前期比] 1-3月期
10:30 AUD 四半期住宅価格指数[前年同期比] 1-3月期
10:30 AUD 豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表
15:00 DEM 生産者物価指数(PPI)[前月比] 5月
16:30 GBP カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
17:00 EUR 経常収支 4月
17:00 ZAR 四半期経常収支 1-3月期
17:30 HKD 消費者物価指数(CPI)[前年比] 5月
21:30 CAD 卸売売上高[前月比] 4月
21:30 USD 四半期経常収支 1-3月期

- 今日のトレードポイント -
本日は材料まちまち、各通貨ごとにヘッドラインに注目していきたいです。東京時間はRBA、SNBのヘッドライン、ロンドン時間はフィッシャー副議長、カーニーBOE総裁の発言、カナダの指標を控え、一定の警戒感が必要でしょう。円は材料がないため、基本的にはレンジ相場を想定しながらヘッドラインを追っていくようなイメージで取り組みたいです。また、ロンドンで起こった交通事故にテロ疑惑が浮上しているため、不測の事態にも備えておきたいです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円            110.30-111.50
ユーロ・円        123.00-125.00
ポンド・円        140.00-145.00        

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