FXレポート

伊政局混迷を意識 ドル円は90円台へ

昨日のドル円は、次期日銀正副総裁人事に関して、アジア開発銀行総裁の黒田東彦氏を総裁に、岩田規久男・学習院大学教授を副総裁に起用する方針であると伝わったことが材料視され、94.77円近辺まで上昇。その後はじりじりと上げ幅を縮小させる動きとなり94円前半でのもみ合いとなりました。欧州・NY市場では、イタリアの再選挙の可能性が浮上し、欧州債務危機再燃の思惑が根強い中、米国株式も大きく下げ米国債への資金シフトが強まるなど、リスク回避傾向強まり90.85円近辺まで下落しましたが、前日比1.549円安い91.871円で取引を終えました。
 
東京市場のユーロ円は、次期日銀正副総裁人事に関する報道が材料視され、円が全面安で取引が始まりましたが、イタリアの総選挙を控え124円前半での上値の重い動きとなりました。欧州・NY市場では、財政緊縮に反対のベルルスコーニ氏率いる中道右派が上院で優勢との地元報道が流れたことを受けて、今後の伊政権に対する懸念が意識されリスク回避的な円買い・ユーロ売りが膨らみ一時118.74円近辺まで下落しましたが、前日比3.077円安い120.113円で取引を終えました。
 
 
≪2013年2月25日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り19% 買い81%
ユーロ・円  :「ブル」売り42% 買い58%
ユーロ・ドル :「ベア」売り59% 買い41%
英ポンド・円 :「ブル」売り26%  買い74%
豪ドル・円  :「ブル」売り19%  買い81%
NZドル・円  :「ブル」売り36% 買い64%
 
【今日の主な経済指標】
18:30 ZAR 四半期国内総生産(GDP)[前期比年率] 10-12月期 
18:30 ZAR 四半期国内総生産(GDP)[前年同期比] 10-12月期 
23:00 USD ケース・シラー米住宅価格指数 12月 
23:00 USD ケース・シラー米住宅価格指数[前年同月比] 12月 
23:00 USD 住宅価格指数[前月比] 12月 
23:00 USD 四半期住宅価格指数[前期比] 10-12月期 
 
              - 今日のトレードポイント -
 
伊総選挙は、既に財政緊縮策の見直しや減税を掲げる中道右派の優勢が伝わっており、議会のねじれにより政権樹立の遅れが懸念され、ユーロは上値の重い展開が予想されます。本日はバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が議会証言を行う予定。量的緩和(QE)の縮小や終了時期に関して発言がおこなわれるか注目されます。
 
 
[今日の予想レンジ]
ドル・円   90.00-94.00  ユーロ・円 118.00-123.00  ポンド・円 138.00-142.50

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