FXレポート

FOMC明け、今夜米国GDPの2期連続マイナス成長には警戒

-前営業日サマリー-
 ドル円は136.95円でオープン。東京市場では、仲値にかけて137.13円まで上昇しましたがその後の値動きは限定的、136.90円から137.05円のレンジ相場となりました。ロンドン市場では、FOMCを控えたポジション調整の動きから一時136.54円まで下落しましたが、その後137円まで反発した「行って来い」の相場となりました。ニューヨーク市場では、FOMC政策金利は市場予想通り0.75%利上げ、パウエルFRB議長が会見で今後の利上げペース減速を示唆したことでドル売りの展開、ドル円は137.45円から136.33円へ急落したのち、136.59円で取引を終えました。

-FOMC明け、今夜米国GDPの2期連続マイナス成長には警戒-
 本日のイベントは、豪小売売上高、独消費者物価指数、米四半期GDP、米新規失業保険申請件数、イエレン米財務長官発言、米7年債入札、米IT大手決算発表が予定されています。特に注目すべきは、米四半期GDPです。
 今夜発表される米四半期GDP(4-6月期)の市場予想は、前期比で+0.5%とプラス成長となっています。しかし、前期の1-3月期は-1.6%とマイナス成長だったことから、市場予想に反して今期もマイナス成長の場合は、リセッション(景気後退)の一般的な定義である「2期連続のマイナス成長」の要件を満たすことになるため、マイナス成長となる場合のネガティブサプライズは大きいと考えられます。パウエルFRB議長はFOMC後の記者会見で「米国が今リセッションに入っているとは考えない」と話していましたが、先週発表された米PMI(景気先行指数の一つ)が50割れで、将来のリセッションのサインが出たことからも、市場予想に反してマイナス成長となる可能性も想定しておきたいです。
 ドル円は、パウエルFRB議長が利上げペース減速を示唆したことで、大きく下落しています。今夜の米国GDPがマイナス成長となる場合は、昨夜のドル円下落とは違うポイントが意識されることから、一段安になりえるだろうと想定して、本日は取引に挑みたいです。

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