FXレポート

FOMC ドット・プロットには注目

-前日サマリー-
 東京市場のドル円は手掛かり材料を欠くなかで、仲値に向けての買いが集まり109.24円台まで上昇しますが、その後は方向感に乏しく109.19円付近でのレンジ相場になりました。欧州時間では一度米10年債利回りが上昇したことにより109.29円と当日高値を付けますが、徐々に低下したことにより上値の重い展開となりました。さらに2月の米小売売上高が市場予想を大幅に下回る結果となったことで利回りがさらに低下、前日安値108.91円を下抜けて108.79円まで下落しました。NY市場では米長期金利等が再度上昇に転じたことで相場の下支え要因となり109.04円付近まで反発した後、明日のFOMC政策金利の結果待ちムードが強まり取引がやや薄まる中で、108.98円台でのもみ合い相場となり109.00円で取引を終えました。

-FOMC ドット・プロットには注目-
 本日のイベントは加消費者物価指数、米FOMC政策金利発表と米パウエルFRB議長の会見が予定されています。今回のFOMCでは事実上のゼロ金利政策を据え置き、米国債などを買い入れる金融緩和策も現水準を維持する見通しとなっています。ただバイデン米政権の景気刺激策の給付金や新型コロナウイルスのワクチン普及が米景気を押し上げると考え、21年の経済成長率を昨年末時点の予想(4.2%)から上方修正する可能性が高いとみられております。前回会合ではドット・プロットで2023年末までの利上げを見込んだ人数は5人という結果になっていましたが、今回の会合でその数が増えた場合は存在感が増しゼロ金利解除の想定時期を前倒しするという考えがより具現化すると共に、微調整をせざるえない形に繋がりますので発表時には注目が集まります。

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