FXレポート

米中次官級通商協議は継続、米中関係の改善には期待感あり

東京市場
 東京市場ではドル円は堅調。一時108.51円まで売られたものの、日経平均や米長期金利の上昇、米中次官級通商協議の期待感からドル買いが優勢となりました。

ロンドン市場
 欧州市場ではユーロドルはもみ合い。特に材料がなく方向感のない動きとなりました。

NY市場
 NY市場ではドル円は米株の動きと連動する形に。序盤はドルの買い戻しが優勢でしたが、米株の上げ幅が縮小すると本日安値の108.44円をつけました。ただし、米中貿易協議の進展期待で下値は堅い展開となりました。

【今日の主な経済指標】
09:00 JPY 毎月勤労統計調査-現金給与総額[前年同月比] 11月
09:30 AUD 住宅建設許可件数 [前月比] 11月
09:30 AUD 住宅建設許可件数 [前年同月比] 11月
16:00 DEM 貿易収支 11月
16:00 DEM 経常収支 11月
16:30 CHF 消費者物価指数(CPI)[前月比] 12月
16:45 FRF 消費者信頼感指数 12月
19:00 EUR 失業率 11月
21:00 USD MBA住宅ローン申請指数[前週比]
22:15 CAD 住宅着工件数 12月
23:00 MXP 消費者物価指数(CPI)[前月比] 12月
          PLZ ポーランド中銀、政策金利
00:00 CAD カナダ銀行 政策金利
00:30 GBP カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
04:00 USD 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

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-今日のトレードポイント-
 米中次官級通商協議は、昨日終了予定でしたが本日も継続することになりました。協議の詳細は伝わっていませんが、トランプ大統領の「中国との協議はとても順調」との発言にあるように、今の時点で米中関係の改善協議は順調に進んでいると想定しています。この場合、シンプルに考えられるシナリオはリスク選考の円売りが強まる可能性の展開となります。とはいえ、まだ次官級協議にすぎないためにお互い態度を保留する部分もあるでしょうし、先週パウエルFRB議長のハト派的発言からもドル高が一方的に進むシナリオは難しく、リスク選考を進めた円売りが進んだときに巻き戻しが入る展開も考えられ、こちらには警戒したいところです。その他、トランプ大統領は8日夜(日本時間本日午前)に「南部国境における人道と国家安全保障の危機」に関する演説を行うと発表しました。国境の壁建設を巡る予算協議の対立に端を発する政府機関の一部閉鎖が続いている問題ですが、こちらに関しては解決の見通しは遠く長期化の模様。トランプ大統領が民主党案に従った予算案を承認するとは思えず、かといって、非常事態宣言により議会を通さずに壁建設の費用を代替案で捻出し、政府機関の再開も理屈では可能ですが、これをすると大統領権限の乱用として反対派が法的手段に出ることになるため現実性はないでしょう。政府機関一部閉鎖はドルにとって弱材料となりますが、本日の演説でいかに米国民にアピールできるかは注目となります。また、英議会でEU離脱協定案に関する審議は本日から再開となります。ブレグジットを巡っての審議に関しても今後の市場のテーマとしては見逃せません。

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