FXレポート

休場明けの為替相場は

東京市場
東京市場のドル円は軟調な動き。本邦が勤労感謝の日で休場になるなか、アジア株式の下落をきっかけに売りが優勢になり112.82円付近まで軟化しました。

ロンドン市場
欧州市場のドル円は揉み合いとなりましたが、ユーロ円は弱いドイツとユーロ圏のPMIが嫌気され128.80円から128円割れまで大幅に下落しました。

NY市場
NY市場ではブラックフライデーで閑散相場のなか、米長期金利の低下を受けて売りが優勢になるとロンドンフィキシングに絡んだドル売りも加わりドル円は一時112.662円まで下押ししました。ただ引けにかけて、週末特有のポジション調整による反発から112.920円まで回復し取引を終えました。

【今日の主な経済指標】
06:45 NZD 四半期小売売上高指数[前期比] 7-9月期
14:00 JPY 景気先行指数(CI)・改定値 9月
14:00 JPY 景気一致指数(CI)・改定値 9月
23:00 EUR ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
03:30 GBP カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
06:45 NZD 貿易収支 10月

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-今日のトレードポイント-
先週はブリクジットに注目が集まりポンドの流動性が大きく高まりました。今週もブリクジット関連には目が離せない展開が継続しそうです。一方で、G20に際して開かれる米中首脳会談にも注目です。依然として貿易問題の懸念がくすぶっており、解決に向けた合意が得られるかが、ドル円の試金石となりそうです。また、本日は休場明けとなるものの、海外勢はクリスマス休暇に向け取引が活発化することが考えられるため、短期的なトレンドを見逃さずに集中して臨みたい局面です。

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