FXレポート

ドル円は下値が堅い

月曜日のドル円は、東京市場では対ユーロなどでドル安が進んだことに伴い、11時前には一時106.09円近辺まで売りに押されました。もっとも、その後は全般にドルが買い戻されたことで徐々に下値を切り上げる展開になりました。日経平均株価が引けにかけて430円超高まで上げ幅を広げたことも相場の支えとなり、一時106.61円近辺まで値を上げました。欧州市場では、全般ドル買いが進んだ流れに沿って一時106.72円近辺と日通し高値を付けたものの、上値は限られました。米国がプレジデンツデー、カナダがファミリーデーの祝日で休場となったため、取引参加者が減少し大きな方向感は出ませんでした。 前日比では0.337円高い106.588円で取引を終えました。

 

≪2018年2月19日クローズ時点≫
ドル・円  :「ブル」  売り23% 買い77%
ユーロ・円  :「ベア」 売り55% 買い45%
英ポンド・円 :「ブル」 売り34% 買い66%
豪ドル・円  :「ブル」 売り13% 買い87%
NZドル・円 :「ブル」  売り13% 買い87%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り74% 買い26%

 

【今日の主な経済指標】
02:45 GBP カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
06:45 NZD 四半期卸売物価指数(PPI)[前期比] 10-12月期
09:30 AUD 豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表
16:00 DEM 生産者物価指数(PPI)[前月比] 1月
19:00 DEM ZEW景況感調査(期待指数)2月
22:30 CAD 卸売売上高[前月比] 12月

 

- 今日のトレードポイント -
NYダウが2月に入り1週間に2度も1000ドル超下落するなど、米国株式市場が不安定な動きを続けています。米連邦準備理事会(FRB)高官の口からは、米国経済に不安材料は見当たらないといった趣旨の発言をしていますが、市場センチメントが不安定化する中で、低金利がもたらした「適温相場」の終焉は意識されつつあります。週半ばには、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表があり、引き続き各国の要人の発言には警戒して取引を行いたいです。

 

[今日の予想レンジ]
ドル・円    105.50-107.50
ユーロ・円    131.50-133.50
ポンド・円   148.30-152.00

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