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※チャートに掲載されているレートは参考値です。実際の取引レートとの間に相違が生じる場合がございます。
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※通常の通貨ペアとLIGHTペアではサービス内容(取引上限等)が一部異なる場合がございますので詳しくはサービス概要をご確認ください。
LIGHTペアは、通常の通貨ペアと比較して、受取スワップポイントがさらに増額&スプレッドがさらに縮小された初心者も経験者も取引しやすい通貨ペアです。
みんなのFXでは最後に「LIGHT」という表記がある通貨ペアがLIGHTペアとなります。
※LIGHTペアのスプレッドおよびスワップポイントは、為替相場の影響や金利情勢等によって変動する可能性があるため、通常の通貨ペアに対するLIGHTペアのスプレッドおよびスワップポイントの優位性は、常に保証されるものではありません。
※スワップポイント運用とは、FXのスワップポイントを活用した運用手法のことを指しています。
黒海と地中海、エーゲ海に囲まれ、ヨーロッパやアジアとつながりが深いトルコ共和国。トルコはヨーロッパとアジアの中間に位置するイスラム圏の大国です。特に観光業が盛んで観光収入は貴重な外貨獲得手段となっています。EU(欧州連合)加盟を目標として交渉を続けており、主要貿易相手国にはヨーロッパの国々が並びます。2020年には新型コロナウイルス感染症の影響により、トルコ経済は大きな打撃を受けるも、その後は景気の回復基調が続いています。近年は甚大な自然災害に見舞われましたが、新興国の中での経済成長率は比較的高く、将来に期待できる国と言えそうです。
トルコは原油・天然ガス等の資源輸入国ですが、実は隠れた資源国でもあります。地下には石炭やクロム鉱石などの鉱物資源が埋蔵されており、採掘コストの低い露天掘りが可能です。また近年、石油の採掘調査も開始されているほか、黒海で大規模な天然ガス田が同国により発見されるなど、資源国としてトルコが注目を浴びる日も近いかもしれません。
トルコで使用されている通貨は「トルコリラ」と呼ばれ、国内FX投資家の間で非常に人気が高い新興国通貨の一つです。その魅力は何といっても政策金利の高さです。2019年夏には、トルコ中央銀行(TCMB)が政策金利を24%まで引き上げ、FX業界に一大ブームを巻き起こしました。近年は一時利下げを行う局面もありましたが、現在は再び利上げ政策に舵を切っています。足元のトルコの政策金利は43.00%に設定されており、日本と比較すると魅力的な高金利と言えます。トルコリラはスワップポイント獲得を狙った長期保有が多い傾向にあり、トルコリラと日本円を組み合わせた「トルコリラ/円」が投資家から選ばれる理由は、ここにあります。
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足元のトルコリラ/円は、おおむね3円台半ばで推移しており、短期的かつ突発的な値動きに警戒を要する地合いが続いています。近年では2018年のトルコショックや、2021年の中銀総裁解任・預金保護策導入、2025年3月の政敵拘束による通貨クラッシュなど、政治・政策要因による乱高下が繰り返されてきました。特に2021年後半には、高インフレ下での利下げという非伝統的政策が進められ、トルコリラは対主要通貨で大幅に下落。市場の信認低下が加速しました。
しかし、2023年5月の大統領選挙でエルドアン氏が再選した後、経済政策の潮目が変化。中銀総裁や経済閣僚の刷新が行われ、特にメフメト・シムシュキ氏が財務相に再登板したことは金融政策正常化への期待を高めました。同年6月には2年3か月ぶりの利上げに踏み切り、その後も段階的に引き上げを継続、2024年6月には政策金利が50.00%に到達しました。
みんなのFX(TradingView) トルコ/円相場の推移
2025年に入ってからは、米国の相互関税が世界貿易に与える影響や、欧州向け輸出の鈍化懸念も背景に、景気テコ入れの必要性が強まりました。足元インフレ率は33.0%台で依然高水準ながら、トルコ中銀は金融引き締め縮小に舵を切り、2025年7月には政策金利を46%から43%へ引き下げています。中銀予測では今年末に24%まで鈍化が見込まれる中、2025年後半にかけては、トルコ中銀の利下げペースの行方が焦点となりそうです。
トルコ経済は慢性的な経常赤字や外貨準備の脆弱性といった構造的課題を抱えつつも、外貨準備は7月末時点で1,719億ドルと回復傾向にあり、FitchやS&Pによる格付けもBB−/見通し安定的となるなど、海外資金の呼び込みやすさが徐々に改善しています。引き上げ理由については、金融政策の信頼性向上や物価上昇率鈍化などが挙げられている。ここまでの金融政策運営の原点回帰を経て、CPIは昨年ピーク時の前年比70%超えから足下およそ半分まで減速しており、ファンダメンタルズ面の評価改善の兆しにフォーカスされれば、金利魅力に加えて、トルコリラ買い支えを促してくるかもしれません。
他方、日銀は2025年7月会合では政策金利0.50%を据え置き、物価見通しを上方修正しつつも今後の利上げ可否はデータ次第としています。TRY/JPYについては、金利差は依然として大きく、スワップポイントの魅力は健在ですが、下値警戒感は常に意識しておきたいです。トルコは地政学リスクや政策不確実性、主要通貨に比べた流動性の薄さから値動きが荒くなりやすい特性があります。取引に際しては、ポジションサイズやストップ設定を含めた資金管理を徹底する必要があるでしょう。
トルコ政策金利と消費者物価指数(CPI)
出所:ブルームバーグ
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もちろん、みんなのFXでは1,000通貨から取引が可能で、約160円の証拠金を預けることで取引を始められます(1トルコリラ=4.0円で計算した場合)。米ドルやユーロといった通貨と比べて価格が低く、少ない資金から取引が始められます。
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(2025年8月時点 トレイダーズ証券 市場部)
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トレイダーズ証券市場部為替ディーラー
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