トルコリラ/円(TRY/JPY)のチャート、スワップポイント比較

トルコリラ/円(TRY/JPY)のリアルタイム為替チャート

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RSI (14)
MACD (12,26)シグナル (9)
(9,26,52)
転換 基準 遅行 先行1 先行2
移動平均線 5 25 75

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業界最高水準のスワップ

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少ない資金で取引できる

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※各通貨ペアのレートは、2024年12月5日マーケットクローズ時点における当社FX口座のレートの小数点以下を四捨五入した数値です。
※必要証拠金=為替レート×取引数量÷25(レバレッジ25倍)です。
※必要証拠金は取引に最低限必要な金額です。証拠金維持率が100%以下となった場合ロスカットが執行されますので、余裕をもった資金管理をお願いいたします。

10万円の証拠金で運用した場合

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1Lotあたりのスワップポイントが45円の時に、
トルコリラ/円を62.5Lot(625,000通貨)買ってポジションを保有し続けると、
10日で28,120円、1ヶ月で84,360円、1年で1,026,380円の
スワップポイントを受取ることができる計算です。
※各通貨ペアのレートは、2024年12月5日マーケットクローズ時点における当社FX口座のレートの小数点以下を四捨五入した数値であり、保有数量も同レートをもとに算出しています。(必要証拠金=為替レート×取引数量÷25(レバレッジ25倍))
※必要証拠金は取引に最低限必要な金額です。証拠金維持率が100%以下となった場合ロスカットが執行されますので、余裕をもった資金管理をお願いいたします。
※各通貨ペアのスワップポイントは、2024年12月5日の時点のものです。
※スワップポイントに変動がなかった場合の計算結果です。(1ヶ月=30日、1年=365日で計算しています。)
※スワップ損益以外に、為替相場の変動による損益も発生する点にご留意ください。
(参考)1年間(2023年12月1日~2024年11月29日)の相場変動による損益は-513,750円でスワップ益(1,026,380円)と通算するとトータル損益は512,630円となります(※1)。
また、同期間の最大ドローダウンは-676,875円で、安値をつけた日までのスワップ益(762,052円)と通算するとトータル損益は85,177円となります(※2)。
(始値5.14円、安値4.057円、終値4.318円で計算)
※1 (終値―始値)×取引量+スワップ益(1年間分)=トータル損益
※2 (安値―始値)×取引量+スワップ益(安値を付けた2024年8月28日まで)=トータル損益

トルコリラ/円の基礎知識

トルコの概要

黒海と地中海、エーゲ海に囲まれ、ヨーロッパやアジアとつながりが深いトルコ共和国。トルコはヨーロッパとアジアの中間に位置するイスラム圏の大国です。特に観光業が盛んで観光収入は貴重な外貨獲得手段となっています。EU(欧州連合)加盟を目標として交渉を続けており、主要貿易相手国にはヨーロッパの国々が並びます。2020年には新型コロナウイルス感染症の影響により、トルコ経済は大きな打撃を受けるも、その後は景気の回復基調が続いています。近年は甚大な自然災害に見舞われましたが、新興国の中での経済成長率は比較的高く、将来に期待できる国と言えそうです。
トルコは原油・天然ガス等の資源輸入国ですが、実は隠れた資源国でもあります。地下には石炭やクロム鉱石などの鉱物資源が埋蔵されており、採掘コストの低い露天掘りが可能です。また近年、石油の採掘調査も開始されているほか、黒海で大規模な天然ガス田が同国により発見されるなど、資源国としてトルコが注目を浴びる日も近いかもしれません。

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通貨トルコリラ

トルコで使用されている通貨は「トルコリラ」と呼ばれ、国内FX投資家の間で非常に人気が高い新興国通貨の一つです。その魅力は何といっても政策金利の高さです。2019年夏には、トルコ中央銀行(TCMB)が政策金利を24%まで引き上げ、FX業界に一大ブームを巻き起こしました。近年は一時利下げを行う局面もありましたが、現在は再び利上げ政策に舵を切っています。足元のトルコの政策金利は50.00%に設定されており、日本と比較すると魅力的な高金利と言えます。トルコリラはスワップポイント獲得を狙った長期保有が多い傾向にあり、トルコリラと日本円を組み合わせた「トルコリラ/円」が投資家から選ばれる理由は、ここにあります。
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トルコリラ/円相場の状況と今後の見通し

トルコリラ/円相場の今後の見通し

足元のトルコリラ/円は、おおむね4.4円~6.6円で推移しており、近年は特に荒れた値動きとなる局面もみられました。2018年8月に米国がトルコに対して制裁関税を課したことを発端としたトルコショックは有名です。また、2021年にはエルドアン大統領による中銀総裁の解任や、リラ建て定期預金の為替差損を保証する「預金保護策」の発表を受けて、トルコリラ/円は乱高下しました。さらに、同年後半からはインフレ高進下ながら、景気浮揚を優先させるため利下げを行う「非伝統的な政策」を推進したことで、対ドルでトルコリラ安を進行させる大きな要因の一つとなり、金融政策への介入なども問題視されてきました。

しかし、2023年のトルコ大統領選挙での勝利後、エルドアン新政権の誕生を契機に潮目が変わっています。中銀総裁の交代や内閣改造が実施され、中でも過去に副首相・財務相を歴任した、メフメト・シムシュキ財務相の就任は、マーケットでは金融政策転換への期待感が広がりました。そして、トルコ中銀は同年6月の金融政策決定会合にて、これまでの異例の緩和政策を終了し、2年3か月ぶりの利上げを決定しました。その後も政策金利は段階的に引きあげられ、2024年6月時点で50.0%まで上昇するに至り、金利面の優位性を大きな支えに、トルコリラ/円は持ち直し基調を印象付けています。

みんなのFX(TradingView) トルコ/円相場の推移

みんなのFX(TradingView) トルコ/円相場の推移

2024年後半にかけては、エルドアン大統領およびトルコ中銀の金融政策運営に絡んだ相場が予想されます。
トルコ中銀は2024年2月に新総裁が就任していますが、歴史的な高インフレを抑えるため、正常化路線の政策運営が継続されています。2024年6月の会合では、3会合連続で政策金利が50.0%に据え置かれ、今後の政策見通しについては、声明文にて「インフレ基調の大幅かつ持続的な低下に向け、引き締め姿勢を維持する」との考えを強調しています。中銀や経験値豊富なシムシュキ財務相の手腕による、正常化路線・原点回帰的な政策運営は、引き続きトルコリラの追い風となるでしょう。このほか、直近は緊急時に為替レートを安定させる外貨準備の増加や、大手格付け会社がトルコの格付け見通しを引き上げるなど、ポジティブな材料がみられ、海外からの資金流入を誘っています。
また、日銀の金融政策運営や見通しも押さえておきたいです。2024年3月の日銀金融政策決定会合では、マイナス金利解除とYCC撤廃が決定され、長らく続いた金融緩和路線から遂に脱却しました。今後は追加利上げを含む金融政策の動向を見極めていくことになりますが、”金利”に着目すればトルコと日本の金利差は健在でしょう。したがって、対円では両国の金利差による高いスワップポイントは投資先として大きな魅力であり、着実な経済成長の実現などの要因も踏まえ、市場におけるトルコリラ/円相場のさらなる回復に期待がかかります。

一方で、トルコリラのリスク要因として、エルドアン大統領のスタンスや言動には注意を払いたいです。仮に金融政策の急転換や、中銀の独立性維持が危ぶまれるような事態となれば、リラ売り圧力が強まる可能性は否定できません。加えて、トルコは中東イスラム圏の玄関口であるため、地政学的なリスクを考慮する必要があるほか、トルコリラは主要通貨である米ドルやユーロに比べて流動性が低く、不安定な値動きとなる局面もみられます。したがって、トルコリラ/円の取引に際しては、余裕を持った資金管理の元で、安値更新の展開も考慮してストップを置きつつ、資源開発の開始などトルコ経済の将来性や、トルコ中銀の健全な政策運営に期待したいところです。

トルコ政策金利

トルコ政策金利

出所:ブルームバーグ

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みんなのFXでは高水準のスワップポイントという魅力的な環境でトルコリラ/円をお取引できます。お客様に魅力的なスワップをご提供するためにカバー取引先との交渉を重ねており、常に高水準を提供することにこだわり続けています。みんなのFXが提供する「スワップシミュレーション」では、1か月~35年の期間でスワップ収益を簡単に計算することができます。
もちろん、みんなのFXでは1,000通貨から取引が可能で、約500円の証拠金を預けることで取引を始められます(1トルコリラ=5.0円で計算した場合)。米ドルやユーロといった通貨と比べて価格が低く、少ない資金から取引が始められます。
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スワップポイントに関する注意事項

※掲載のスワップポイントは、FX口座において買ポジションを保有し翌営業日まで持ち越した場合に付与されます。

※0.1Lot単位の場合は1Lotあたりのスワップポイントの10分の1の金額となります。
なお、1円未満のスワップポイントは、受取り支払いともに日々積み立てられますが、取引画面の累計スワップおよびスワップポイントの決済時(ポジションの決済またはスワップ受取)においては、受取りの場合は小数点以下を切捨て、支払いの場合は切上げて反映されます。

※スワップポイントは、各国の景気や政策などの様々な要因による金利情勢を反映した市場金利の変化に応じて日々変化します。

※各国の金利水準によってスワップポイントの受取又は支払いの金額が変動することや、場合によっては受け払いの方向が逆転する可能性があります。また、これに伴い追加の資金が必要になることや、ロスカット値が近くなること、場合によってはロスカット取引が行われる可能性があります。

※本ページの内容は掲載日時点の情報であり、将来およびお取引に際して掲載の数値や金額等を保証するものではありません。

トレイダーズ証券市場部為替ディーラー

日々、海外のニュースやチャートをチェックし、インターバンク市場にて外国為替の取引をしている、トレイダーズ証券 市場部所属の為替ディーラーが、この記事を執筆しました。
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