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LIGHTペアは、通常の通貨ペアと比較して、受取スワップポイントがさらに増額&スプレッドがさらに縮小された初心者も経験者も取引しやすい通貨ペアです。
みんなのFXでは最後に「LIGHT」という表記がある通貨ペアがLIGHTペアとなります。
※LIGHTペアのスプレッドおよびスワップポイントは、為替相場の影響や金利情勢等によって変動する可能性があるため、通常の通貨ペアに対するLIGHTペアのスプレッドおよびスワップポイントの優位性は、常に保証されるものではありません。
※スワップポイント運用とは、FXのスワップポイントを活用した運用手法のことを指しています。
大自然アフリカ大陸の最南端に位置する南アフリカ共和国。観光地として有名な喜望峰をご存知の方も多いのではないでしょうか。南アフリカはその歴史的背景から英連邦加盟国の一つでもあります。かつては「アパルトヘイト」と呼ばれる人種隔離政策を生みましたが、撤廃後の民主政権発足により、アフリカ最大の経済大国へと発展を遂げました。現在はアフリカ大陸の中で唯一のG20参加国であり、今後成長が期待される新興国としてBRICS の一角にも挙げられています。貿易では中国や米国、ドイツが主要相手国となっています。南アフリカは資源大国して知られており、金やダイヤモンド、プラチナといった鉱物資源が豊富です。特に金は重要な輸出品の1つで、かつては産出量が世界一を誇りました。また、ガソリン車から電気自動車(EV)への転換で需要が増えているレアメタルも埋蔵量が多いことで広く知られています。
近年の南アフリカ経済は、国有企業の経営難や電力供給不足に起因する構造的な制約から、成長がやや停滞気味であり、財政赤字や債務水準の拡大は引き続き主要な課題です。また、中央銀行の南アフリカ準備銀行(SARB)は、物価安定と通貨防衛を重視しつつ、景気の動向に応じて政策金利を調整する姿勢を維持しています。対外的には、資源輸出の動向や中国をはじめとする主要貿易相手国の景気に左右されやすい傾向があります。一方で、豊富な鉱物資源やアフリカ経済のハブとしての役割に支えられ、中長期的な成長ポテンシャルへの期待は根強くみられています。
南アフリカで使用されている通貨は「ランド」と呼ばれ、トルコリラやメキシコペソと並び、国内投資家の間で外貨預金やFX取引で非常に人気の高い通貨です。その最大の魅力は資源国通貨としての政策金利の高さです。発展途上にある南アフリカは恒常的なインフレ上昇圧力にさらされていることから、先進国に比べて金利が高い傾向にあります。マイナス金利政策を推し進める日本とは対照的で、この金利差にあたる「スワップポイント」獲得を狙って、南アフリカランドを保有する国内投資家が多い傾向にあります。
足元の南アフリカランド/円(ZAR/JPY)は、おおむね7.5円~8.9円のレンジで推移しており、依然として値幅のある動きが続いています。
2025年に入り、相場のテーマとなっているのは、米国の包括関税政策の行方です。トランプ政権は2025年4月、EU・日本・中国など主要貿易相手国を対象に相互関税を発動し、世界貿易の減速懸念が強まる中、資源輸出国である南アフリカにも間接的な影響が及んでいます。特に中国向け鉱物輸出の需要鈍化懸念が広がり、成長見通しがやや下方修正されました。SARBはインフレ鈍化と景気減速を背景に、2025年5月に4年ぶりの利下げを実施し、7月の追加利下げと合わせて政策金利は7.00%に低下。それでも先進国通貨との金利差は依然として大きく、キャリートレード通貨としての魅力は残っています。
南アフリカランド相場は、金やプラチナといった主要輸出資源の価格動向に左右されやすい特性があります。2025年前半は関税発動や地政学リスクの高まりを背景に金価格が過去最高値を更新し、南アフリカランドを下支えしました。しかし、資源需要減速懸念が浮上すれば、資源高の恩恵が薄れ、南アフリカランド売り圧力が強まるリスクもあります。
また、南アフリカランド取引には固有のリスクも存在します。インターバンク市場の流動性が低く、海外勢の売買や突発的なニュースで相場が大きく振れやすいほか、電力供給不安や財政赤字拡大などの国内要因も下押し材料となります。今後は南アフリカの金融政策や資源価格の動向に加え、米国の関税戦略とそれが中国や資源需要に与える影響を注視しながら、慎重な資金管理が求められます。
2025年後半の南アフリカランド/円相場は、国営電力会社Eskomの動向、南アフリカ準備銀行(SARB)の金融政策、そして米国の包括関税政策による影響が注目材料となります。
南ア国内電力の約9割を担うEskomは、老朽化したインフラや経営難を背景に計画停電が慢性化し、経済成長の制約要因となっています。政府は電力担当相の設置やEskom債務の一部肩代わりなどの支援策を続け、2025年には一部発電施設の稼働改善も報告されていますが、完全な安定供給にはなお時間を要します。このため、南アフリカランド相場への影響は断続的に続く可能性があります。SARBは2023年7月以降利上げを停止していましたが、景気減速や雇用指標の悪化を受け、2025年5月に4年ぶりの利下げを実施。7月の追加利下げと合わせ、政策金利は7.00%となりました。それでも先進国との金利差は大きく、スワップポイントは高水準を維持しています。
対外要因では、2025年4月に発動された米国の相互関税が注目されます。中国や欧州向け資源需要の鈍化懸念が浮上し、南アフリカの鉱物輸出にも間接的な影響が及び得ます。一方で、地政学リスクや貿易摩擦長期化懸念から金・プラチナ価格は高値圏を維持しており、資源国通貨としての南アフリカランドの下支え要因となっています。
こうした環境下では、南アフリカランド/円は高金利通貨としての魅力を背景に底堅く推移する可能性が高く、資源価格の一段高局面では8円台後半~9円台乗せも視野に入ります。中長期的にはスワップポイントを活用したポジション戦略が有効と考えられますが、電力問題や財政赤字、さらには米国関税政策や地政学リスクによる急変動には引き続き注意が必要です。
みんなのFXでは少額の1,000通貨から取引が可能で、価格の低さが魅力の南アフリカランドを約320円(8.0円換算)の証拠金を預けることで取引をスタートできます。みんなのFXは多くのお客様に南アフリカランド/円をお取引いただいており、個人投資家により良いサービスを提供できるよう努力しています。スプレッドは狭く、他社に比べて低コストでお取引が可能となっています。もちろん他のメキシコペソやトルコリラと同様に、高水準のスワップポイントを常に提供することにこだわり続けています。お客様に魅力的なスワップをご提供するためにカバー取引先との交渉を重ねています。
南アフリカランド/円を買いで保有することで得られるスワップポイントは非常に魅力的です。南アフリカランドを保有することは、アフリカが持つ無限の成長の可能性に注目し投資することでもあります。特有の懸念材料はあるものの、南アフリカが今後のアフリカ発展の起点となることは間違いないでしょう。アフリカの市場成長性を見据えて、主要国企業が引き続きアフリカ投資に積極的であることは南アフリカ経済の追い風になりそうです。みんなのFXでは「スワップシミュレーション」を提供しており、1か月~35年の期間でスワップ収益を簡単に計算することができます。皆さんも、みんなのFXで南アフリカの魅力に触れてみてはいかがでしょうか。
(2025年8月時点 トレイダーズ証券 市場部)
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トレイダーズ証券市場部為替ディーラー
日々、海外のニュースやチャートをチェックし、インターバンク市場にて外国為替の取引をしている、トレイダーズ証券 市場部所属の為替ディーラーが、この記事を執筆しました。
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