NZドル/円(NZDJPY)のチャート、相場の状況と今後の見通し

 

NZドル/円のリアルタイム為替レート

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転換 基準 遅行 先行1 先行2
移動平均線 5 25 75

※チャートに掲載されているレートは参考値です。実際の取引レートとの間に相違が生じる場合がございます。
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NZドル/円の基礎知識

ニュージーランドの概要

南半球の島国、ニュージーランド(New Zealand) 。「北島」と「南島」を主として多くの島々から構成され、雄大な自然風景やアウトドア・アクティビティは訪れた人を魅了します。首都ウェリントンは、著名なガイドブックで「世界一魅力的な首都」に選ばれるほど注目を集め、最大都市のオークランドは自然と現代都市が見事に共存しています。日本とは真逆ながら四季がみられ、居住環境や治安の良さから留学先としても人気です。ニュージーランドには温泉文化が根付いており、日本との親和性を感じることでしょう。
ニュージーランドはイギリス連邦加盟国のため、英国や隣国の豪州との結びつきが強いという特徴があり、政治や金融政策が似通う点もあります。また、ニュージーランドは世界屈指の「酪農大国」として知られ、チーズやバターなどの乳製品輸出は世界トップクラスとして知られています。最大の貿易相手国は輸出入ともにGDP世界2位の大国、中国です。近年はこの中国との貿易額が急増しており、経済・景気面での影響力が大きくなっている点は一つの特色といえるでしょう。
そして記憶に新しいところでは、2020年の新型コロナウイルス感染症の発生時において、迅速かつ厳格なロックダウン措置を断行し、被害を最小限にとどめました。その後も他国に先んじて経済正常化への歩みを進め、2020年下半期には実質GDPがコロナショック前の水準付近まで回復するなどして世界の称賛を浴びました。

NZドル/円(NZDJPY)のチャート、相場の状況と今後の見通し

FXのウェリントン市場

FX市場は、平日24時間取引される、”眠らないマーケット”と呼ばれています。主にはオセアニア→アジア→ヨーロッパ→アメリカのサイクルとなりますが、そのトップバッターを務めるのが、ニュージーランドの「ウェリントン市場」です。1週間の取引はこのウェリントン市場の朝から始まり、平日は前日の夜に取引が行われていたニューヨーク市場がクローズすると、再びウェリントン市場から為替市場の新たな1日がスタートします。個人投資家の方には馴染みが薄いですが、金融機関が取引を行う「インターバンク市場」では、ウェリントン市場のクローズを挟んでNZドル系通貨ペアの受渡日が変わる習慣が残っています。
ウェリントン市場(日本時間朝方)では、主だったニュージーランドの経済指標が発表されるため、NZドルを取引する上では必ずチェックしたい時間帯となります。また、ウェリントン市場の時間帯では相場や値動きに特徴があります。1日の中ではとりわけ取引参加者が少ない市場となるため、流動性低下により値動きが軽い局面があります。また、週末に変動要因となりうるニュースが伝わった場合には、月曜日の早朝は前週末水準から上下にレートが乖離したり、荒れた値動きとなるケースもあります。

各市場の取引時間

NZドルの特徴

ニュージーランドの通貨であるNZドルは、ニュージーランドを象徴する国鳥「キウイ(Kiwi)」になぞらえ、「キウイドル」の愛称で呼ばれています。オーストラリアドル(AUD)と同様にオセアニア通貨に分類され、メジャー通貨の中では、相対的に金利水準が高い局面が多いことから、投資家から高い人気を獲得してきました。そして、特筆すべきは、経済的な結びつきの強い中国の影響を受けやすい点です。NZドルの取引に際しては、オーストラリアや中国の動向もチェックしておくことで、ヒントが見えてくるでしょう。
押さえておきたい経済指標では、中央銀行のRBNZ(ニュージーランド準備銀行)による金融政策・政策金利発表が挙げられます。さらに、金融引き締めサイクルにある現在は、利上げに伴う経済・景気への影響を考慮する必要があり、GDPや消費者物価指数(CPI)なども注目されています。
このほか、NZドルは豪ドルと一括りに資源国通貨と言われることもありますが、先述の通り、ニュージーランドは酪農産業が重要な経済基盤であり、この点は毛色が少し異なります。そこで触れておきたい指標が、乳業大手フォンテラ社が行う乳製品電子入札の価格変動データGDT(グローバルデイリートレード)価格指数です。乳製品における輸出収入の増減という点でNZドル相場と相関がみられる局面もあり、NZ貿易収支の先行指標としてもチェックしておきたいです。

NZドル円&GDT価格指数

ニュージーランドドル/円はGDT(グローバルデイリートレード)価格指数と強い相関性がある。

出所:ブルームバーグ

 

NZドル/円の相場状況と今後の見通し

NZドル/円の相場状況

ニュージーランドでは、物価上昇への対応として中央銀行(RBNZ:ニュージーランド準備銀行)が2021年後半から利上げを進め、2023年5月に政策金利を5.5%まで引き上げました。その結果、NZドル/円は高金利として買われやすく、2024年後半にかけては100円近辺まで上昇する場面もみられました。現在は高値からやや調整したものの、90円付近で推移するなど底堅さを維持しています。
その後は物価の伸びが落ち着いてきたことや景気の弱さが意識され、RBNZは2024年8月会合で利下げに踏み切り、金融政策の流れが変わったことを明確にしました。市場では据え置き予想も一部にあったため驚きが広がり、さらに「今後も状況次第で追加の利下げがあり得る」と受け止められたことで、NZドルは売られやすくなりました。
また日本でも、日銀が2024年3月にマイナス金利を終了し、2025年には金利を0.75%へ引き上げたことで、日本とニュージーランドの金利差が縮む展開が意識されました。こうした動きは、低金利の円で資金調達して高金利通貨に振り向ける取引の巻き戻しを促し、トランプ米大統領による関税政策発表も相まって、NZドル/円は2025年4月に82円付近まで下落する場面がありました。もっとも、その後は下げ止まり、円安も背景に上昇基調を取り戻しています。

みんなのFX(TradingView) NZドル/円相場の推移

近年のNZドル/円相場の推移

NZドル/円の今後の見通し

今後のNZドル/円相場は、RBNZと日銀の金融政策の違いが引き続き重要なテーマとなりそうです。RBNZは「今後の判断は、物価の見通しや景気の動き次第」としており、利下げをどこまで続けるかはデータを見ながら決める姿勢です。実際、ニュージーランドの物価上昇率は落ち着いてきたものの、2025年9月時点では前年比3.0%と、目標レンジ(1〜3%)の上限近辺で推移しています。こうした状況では、利下げで景気を下支えしたい気持ちがある一方、物価の再燃リスクも意識されやすく、政策運営は繊細になりやすいでしょう。NZドル/円取引においても、一方向に決め打ちしない柔軟な取引戦略が求められることになります。
一方、日本では日銀の追加利上げが強く意識されています。植田日銀総裁も「中心的な見通しが実現すれば引き続き政策金利を引き上げる」と繰り返し述べており、緩やかながらも継続的な金融正常化が続きました。賃金や物価の動きを確認しながら段階的に引き上げが続き、2025年12月には政策金利が0.75%まで上がりました。もっとも、方向性としては正常化継続を強調する一方、景気や市場の状況次第でペースは変わり得る、というのが現在の日銀のスタンスです。
以上を踏まえると、日本とニュージーランドの金利差は当面残りやすいため、NZドル/円は下がりづらい展開が想定されます。もっとも、ニュージーランド経済は海外要因の影響を色濃く受けるケースが多く、海外需要が弱含むと国内需要も低迷しやすい点には注意が必要です。そのため、NZドル/円は金利差が一定の下支えになる一方で、ニュージーランド景気や海外需要(中国を含む主要貿易相手国の動向)次第で下方向に振れやすいリスクも残ります。上がる前提で決め打ちせず、景気・物価のニュースに応じて柔軟に見方を切り替える、というスタンスが現実的でしょう。

政策金利と消費者物価指数

ニュージーランドの消費者物価指数は3.3%まで鈍化しているものの、引き続き国内のインフレ圧力に油断はできない状況。

出所:ブルームバーグ

 

経済指標カレンダー(2026年03月)

ニュージーランドの経済指標カレンダーです。今後の予定を抑えておきましょう。

 

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NZドルはメジャー通貨の中では、相対的に金利水準が高い局面が多いことから、投資家からFX取引や外貨預金で長年高い人気を集め、中長期では底堅く推移しています。みんなのFXでは取引コストにあたるスプレッドを狭くし、お取引しやすい環境をご提供しています。またNZドル/円を買いで保有することで、スワップポイントを味方につけた取引も可能です。
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トレイダーズ証券市場部為替ディーラー

日々、海外のニュースやチャートをチェックし、インターバンク市場にて外国為替の取引をしている、トレイダーズ証券 市場部所属の為替ディーラーが、この記事を執筆しました。
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