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方向感のないドル円、米消費者信頼感指数に注目

-前営業日サマリー-
 ドル円は、146.85円でオープン。東京市場では、円安が進行したことで147.40円付近まで上値を伸ばすも、仲値付近で失速しました。ロンドン市場では、終始方向感に乏しく小幅に推移。NY市場では、序盤に発表された新築住宅販売件数の結果が予想を上回るも相場の反応はいまいちで、狭い値幅での推移が続きましたが、引けにかけてじりじりと上昇。147.72円で取引を終えました。

-方向感のないドル円、米消費者信頼感指数に注目-
 本日のイベントは、豪RBA議事録公表、米耐久財受注、米消費者信頼感指数が予定されています。とりわけ本日発表の指標の中でも注目度の高い米消費者信頼感指数は前回から鈍化する見込み(予想: 96.2、前回: 97.2)。
 仮に前回値を上回る内容であれば、サプライズから米ドル買い圧力への警戒は必要になるかもしれません。
 足元のドル円は、前週のジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の発言によるドル円急落から完全には値を戻しておらず、終始狭い値幅で様子見の動きが続いていました。また、1時間足で見るチャート上では、ボリンジャーバンドが大きくスクイーズしており、一層方向感が掴みづらくなっているのが現状です。とはいえ、前述の米消費者信頼感指数の結果次第ではこの限りではないので、指標発表時には、結果と動きをよく注視しつつ取引に臨みたいです。

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