リスク回避ムードの後退からドル円は大幅反発!
先週金曜日のドル円は、117.765円で取引を開始した後、欧米株高を受けたリスク回避ムードの後退で円売りが先行しました。東京市場の午前においては、日経平均株価が500超高となりましたが、前日の後場に急落した警戒感が抜けておらず117.53円近辺まで下落しました。午後に入ると日銀の追加緩和期待などを背景に日経平均株価が940円超高となったことや上海総合指数がプラス圏に回復したことから118.14円近辺まで上昇しました。欧州勢参入後も、東京タイムの流れを引き継いだことや、欧州株が上昇したことを背景にリスク志向改善の円売りが続き118.31円近辺まで上昇しました。NY市場に入ると、黒田東彦日銀総裁がダボスでのインタビューで「原油価格が上がれば2%物価の達成は前倒しに」「インフレ期待は比較的維持されている」などと述べ日銀の追加緩和期待がやや後退したとの見方から117.86円近辺まで下落しました。しかし「(量的・質的金融緩和)必要なら拡大する余地がある」とも述べたため押し目買いが優勢となり118.64円近辺まで再び上昇に転じました。その後は、、ナイト・セッションの日経平均先物が大幅に上昇し、NYダウも堅調に推移したことから前日比では1.102円高い118.777円で取引を終えました。
≪2016年01月22日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り30% 買い70%
ユーロ・円 :「ブル」 売り43% 買い57%
英ポンド・円 :「ブル」 売り30% 買い70%
豪ドル・円 :「ブル」 売り21% 買い79%
NZドル・円 :「ブル」 売り19% 買い81%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り61% 買い39%
【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 貿易統計(通関ベース) 12月
14:00 JPY 景気先行指数(CI)・改定値 11月
14:00 JPY 景気一致指数(CI)・改定値 11月
18:00 DEM IFO企業景況感指数 1月
- 今日のトレードポイント -
株安・原油安の流れが弱まりつつあり、日経平均株価が大幅上昇・原油相場が1バレル=32ドル台まで回復するなどリスクオンが回復しています。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁による追加緩和の示唆が発端として、日銀の追加緩和の示唆、米連邦準備理事会(FRB)による利上げペースを緩める可能性の示唆など世界の中央銀行の緩和策を市場が注目しています。
今週は日銀の金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、期待通りの通過となれば再びドル高地合いに流れになるかもしれません。要人の発言で大きく相場が動きやすいので、ポジション管理に注意して取引に臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 117.50-119.00
ユーロ・円 127.00-129.00
ポンド・円 166.00-170.00
≪2016年01月22日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り30% 買い70%
ユーロ・円 :「ブル」 売り43% 買い57%
英ポンド・円 :「ブル」 売り30% 買い70%
豪ドル・円 :「ブル」 売り21% 買い79%
NZドル・円 :「ブル」 売り19% 買い81%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り61% 買い39%
【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 貿易統計(通関ベース) 12月
14:00 JPY 景気先行指数(CI)・改定値 11月
14:00 JPY 景気一致指数(CI)・改定値 11月
18:00 DEM IFO企業景況感指数 1月
- 今日のトレードポイント -
株安・原油安の流れが弱まりつつあり、日経平均株価が大幅上昇・原油相場が1バレル=32ドル台まで回復するなどリスクオンが回復しています。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁による追加緩和の示唆が発端として、日銀の追加緩和の示唆、米連邦準備理事会(FRB)による利上げペースを緩める可能性の示唆など世界の中央銀行の緩和策を市場が注目しています。
今週は日銀の金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、期待通りの通過となれば再びドル高地合いに流れになるかもしれません。要人の発言で大きく相場が動きやすいので、ポジション管理に注意して取引に臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 117.50-119.00
ユーロ・円 127.00-129.00
ポンド・円 166.00-170.00