ドル円はもみあい続く!
昨日のドル円は、120.488円で取引を開始した後、東京市場において、日経平均株価が280円超下落したことを背景にリスク回避の円買いが先行し、120.16円近辺まで下落しました。黒田東彦日銀総裁は午後に講演をし「物価目標の早期実現に必要と判断すれば躊躇なく調整行う」「物価2%程度に達するのは2016年度前半ごろ」「米利上げ視野に入ってきていることも米経済の改善示す」などの見解を示したが、相場への影響は限定的でした。欧州市場に入ると、欧州株が軒並み軟調に推移したことで、円買いが優勢となり、120.00円近辺まで下げ幅を広げました。NY市場に入ると、8月米個人消費支出(PCE)が予想より強い結果になり、一時120.32円近辺まで上昇しましたが、同時に発表された8月米個人所得が予想を下回ったため反応は一時的で、ナイト・セッションの日経平均先物が下落や、NYダウも300ドル超下落したことで、119.70円近辺まで値を下げました。その後は、方向感を欠く動きとなり、前日比では0.521円安い119.959円で取引を終えました。
≪2015年09月28日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り26% 買い74%
ユーロ・円 :「ベア」 売り58% 買い42%
英ポンド・円 :「ブル」 売り17% 買い83%
豪ドル・円 :「ブル」 売り8% 買い92%
NZドル・円 :「ブル」 売り9% 買い91%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り66% 買い34%
【今日の主な経済指標】
15:00 DEM 輸入物価指数 8月
17:30 GBP マネーサプライM4 8月
17:30 GBP 消費者信用残高 8月
18:00 EUR 消費者信頼感(確定値) 9月
21:00 DEM 消費者物価指数(CPI、速報値)[前月比] 9月
21:30 CAD 原料価格指数[前月比] 8月
21:30 CAD 鉱工業製品価格[前月比] 8月
22:00 USD ケース・シラー米住宅価格指数 7月
23:00 USD 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード) 9月
04:40 GBP カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
- 今日のトレードポイント -
先週のイエレン議長に続き、ハト派とされるダドリーNY連銀総裁も「FOMCが年内に利上げを実施すると予想」と述べました。しかし、利上げ期待の分が相場に織り込まれているので反応は限定的になりました。本日は、米消費者信頼感指数の発表が控えており、FRBが利上げをするかの重要な判断材料となります。結果次第では大きく相場が動く可能性があります。予想通りの結果となれば、119円から121円を挟んだレンジの相場が続くと考えられます。株価に連動した動きに警戒しつつ取引に臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 119.00-121.00
ユーロ・円 133.50-136.00
ポンド・円 181.00-185.00
≪2015年09月28日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り26% 買い74%
ユーロ・円 :「ベア」 売り58% 買い42%
英ポンド・円 :「ブル」 売り17% 買い83%
豪ドル・円 :「ブル」 売り8% 買い92%
NZドル・円 :「ブル」 売り9% 買い91%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り66% 買い34%
【今日の主な経済指標】
15:00 DEM 輸入物価指数 8月
17:30 GBP マネーサプライM4 8月
17:30 GBP 消費者信用残高 8月
18:00 EUR 消費者信頼感(確定値) 9月
21:00 DEM 消費者物価指数(CPI、速報値)[前月比] 9月
21:30 CAD 原料価格指数[前月比] 8月
21:30 CAD 鉱工業製品価格[前月比] 8月
22:00 USD ケース・シラー米住宅価格指数 7月
23:00 USD 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード) 9月
04:40 GBP カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
- 今日のトレードポイント -
先週のイエレン議長に続き、ハト派とされるダドリーNY連銀総裁も「FOMCが年内に利上げを実施すると予想」と述べました。しかし、利上げ期待の分が相場に織り込まれているので反応は限定的になりました。本日は、米消費者信頼感指数の発表が控えており、FRBが利上げをするかの重要な判断材料となります。結果次第では大きく相場が動く可能性があります。予想通りの結果となれば、119円から121円を挟んだレンジの相場が続くと考えられます。株価に連動した動きに警戒しつつ取引に臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 119.00-121.00
ユーロ・円 133.50-136.00
ポンド・円 181.00-185.00