ドル円は4日ぶりに反発!
先週金曜日のドル円は、113.394円で取引を開始した後、東京市場においては日経平均株価の290円超安を嫌気してリスク回避目的のドル売りが強まり日通し安値となる110.82円近辺まで下落しました。ただ、110円台では依然として政府・日銀による円売り介入への警戒感が強く111円半ばまで切り返しました。欧州市場では、しばらく111.30円付近でのもみ合いが続いていましたが、ナイト・セッションの日経平均先物やNYダウ先物が上昇したことを支えにじりじりと値を上げ111.50円近辺まで上昇しました。NY市場では、NYダウ平均が上昇して始まると一時111.62円付近まで上値を伸ばしました。弱い結果となった3月米消費者態度指数(速報値)や米10年債利回りの低下に伴いドルが売られる場面も見られましたが下値は限定的となりました。その後、NYダウ平均が130ドル超高まで上昇したほか原油先物相場の下落を受けて対資源国通貨でドル高が進んだ影響も受けて日通し高値となる111.75円近辺まで上昇しました。引けにかけては伸び悩む場面もみられましたが、前日比では0.087円高い111.526円で取引を終えました。
≪2016年03月18日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り18% 買い82%
ユーロ・円 :「ベア」 売り51% 買い49%
英ポンド・円 :「ブル」 売り43% 買い57%
豪ドル・円 :「ブル」 売り17% 買い83%
NZドル・円 :「ブル」 売り12% 買い88%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り73% 買い27%
【今日の主な経済指標】
09:01 GBP ライトムーブ住宅価格[前月比] 3月
17:30 HKD 消費者物価指数(CPI)[前年比] 2月
18:00 EUR 経常収支 1月
23:00 USD 中古住宅販売件数[年率換算件数] 2月
23:00 USD 中古住宅販売件数[前月比] 2月
- 今日のトレードポイント -
先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文や米連邦準備理事会(FRB)の経済見通しを受けてドルは急落しました。また、G20の声明で通貨安競争の回避が盛り込まれたことで、円高になっても政府・日銀が介入し難い状況下になってしまったこともドル安が進んだ背景としてあげられます。このような状況下では、今週はドル安が続く可能性が高く、されにドル安が進んだ場合には、日経平均株価も下値を模索する展開となり、ドル円は110円割れが視野に入ります。今週21日は春分の日の振替休日で東京市場が休場、25日は聖金曜日の祝日(グッドフライデー)で東京市場を除くほぼ全ての主要市場が休場となるため、薄商いの中、動意付くとドルの急落も懸念されるので、政府要人の発言や株式市場の動向に注意して取引に臨みたいです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 110.50-112.50
ユーロ・円 124.50-127.00
ポンド・円 158.00-164.00
≪2016年03月18日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り18% 買い82%
ユーロ・円 :「ベア」 売り51% 買い49%
英ポンド・円 :「ブル」 売り43% 買い57%
豪ドル・円 :「ブル」 売り17% 買い83%
NZドル・円 :「ブル」 売り12% 買い88%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り73% 買い27%
【今日の主な経済指標】
09:01 GBP ライトムーブ住宅価格[前月比] 3月
17:30 HKD 消費者物価指数(CPI)[前年比] 2月
18:00 EUR 経常収支 1月
23:00 USD 中古住宅販売件数[年率換算件数] 2月
23:00 USD 中古住宅販売件数[前月比] 2月
- 今日のトレードポイント -
先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文や米連邦準備理事会(FRB)の経済見通しを受けてドルは急落しました。また、G20の声明で通貨安競争の回避が盛り込まれたことで、円高になっても政府・日銀が介入し難い状況下になってしまったこともドル安が進んだ背景としてあげられます。このような状況下では、今週はドル安が続く可能性が高く、されにドル安が進んだ場合には、日経平均株価も下値を模索する展開となり、ドル円は110円割れが視野に入ります。今週21日は春分の日の振替休日で東京市場が休場、25日は聖金曜日の祝日(グッドフライデー)で東京市場を除くほぼ全ての主要市場が休場となるため、薄商いの中、動意付くとドルの急落も懸念されるので、政府要人の発言や株式市場の動向に注意して取引に臨みたいです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 110.50-112.50
ユーロ・円 124.50-127.00
ポンド・円 158.00-164.00